舳倉島の鳥見でのヌカカ・防虫対策
 
舳倉島の風景 2007年5月4日〜6日、一度は行ってみたいと思っていた、舳倉島へ行ってきました。

 初日の4日は、島内を歩き回っていましたので、虫に刺されることもありませんでした。

 
 5日、野鳥観察舎の水場近くにいたときに、「ヌカカ(糠蚊)」というヌカのように小さい虫に、両手と腕を咬まれました。

 かまれた時には、痛みやかゆみもなかったので、特に気にとめていませんでした。翌日に腫れとかゆみが起きました(普段「ぬかか」に接することがないので、咬まれてもすぐには体が反応せず、後になってから痒くなるようです)。
完治まで普通で1週間、ひどい場合は3週間以上かかる場合もあるそうです。

 普段から蚊にかまれやすい体質ですが、後で薬を塗りながら数えると、両手で50箇所かまれていました。
 下の写真はちょうど7日目の状況で、ようやくかゆみも治まってきました。

野鳥観察舎の水場
7日目の状況

 油断をしていると、写真の通りひどい目にあいます。

 とにかく、肌の露出を少なくすることが最も効果的です。

 
ヌカカ対策
(1)肌の露出を少なくする。
 お母さんは虫がいたのですぐ@手袋をしましたので、ほとんどかまれていません。
 私はカッターシャツの様なスポーツシャツを着ていましたので、手はもちろん袖の間から入り込まれ、腕まで咬まれてしまいました。A袖口がしまっているポロシャツを着用しましょう。
 首も注意が必要です。B首にタオルを巻くのが効果的ですが、緩んでこないようにしましょう。
 ズボンの下からも侵入して咬まれます。Cズボンを靴下でカバーして侵入を防ぎましょう。

(2)虫除けをこまめに塗ること。 
 腕に腕時計タイプの電池式蚊取りをしていましたが、私の場合には全く効果がありませんでした。普通の香取線香のほうが、まだ効果があるようです。
 虫除けを塗り、効果が無くなる前にこまめにスプレイしましょう。ただし、ヌカカには、あまり効果がないと思ってください。

(3)ヌカカは黒い色に集まりやすい。
 黒い色のシャツや、カメラのボディに集まりやすいように思われます。
 黒い色のシャツを着用すると、首筋まで噛まれやすくなるようです。カメラのボディにも集まりやすいので、手袋をしましょう。


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