ネッタイチョウ目・カツオドリ目|グンカンドリ科カツオドリ科ウ科

写真をクリックすれば、大きな画像が出ます。元のページには左上の「戻る」ボタンをクッリクしてください。
クチバシの先から尾羽の先までの長さ(全長)で小さい鳥〜大きい鳥の順


<-- ネッタイチョウ目ネッタイチョウ科 -- >
シラオネッタイチョウの写真 
 
シラオネッタイチョウ(白尾熱帯鳥) white-tailed tropicbird
  北マリアナ諸島 ロタ島 2014/2/26〜28
全長約81cm、翼開長92cm。雌雄同色。日本では、硫黄列島や先島諸島などで観察されることが多い。

 ⇒  
 ⇒   
 
アカオネッタイチョウの写真 アカオネッタイチョウ(赤尾熱帯鳥) red-tailed tropicbird
  東京都小笠原村南硫黄島 2012/7/11
全長約96cm、翼開長112cm。雌雄同色。日本では、南鳥島や硫黄列島などで繁殖し、南西諸島の仲の神島などに夏季に飛来する。
絶滅危惧TB 類。
 ⇒ 南硫黄島
 ⇒ 画像3は、北硫黄島で細谷和子さんが撮影。すぐ近くを飛んだのですが、私は何故かピントが合わず、写っていたのは白い幽霊でした。
 ⇒ 北硫黄島 9羽のアカオネッタイチョウが。赤い尾は、景色に溶けて見えません。
 ⇒ 北マリアナ諸島 ロタ島 2014/2/26〜28 バードサンクチュアリの景色です。
 ⇒  2014/2/26 他 
 ⇒   10  2014/2/26 他
 

<-- カツオドリ目グンカンドリ科 -- >    
コグンカンドリ幼鳥の写真  コグンカンドリ(小軍艦鳥) lesser frigatebird
  三重県熊野市七里御浜(しちりみはま) 熊野灘 2012/6/29
 カツオドリ目グンカンドリ科。全長約70〜80cm、翼開長 175〜195cm。インド洋や太平洋の亜熱帯・熱帯の海域に生息する。日本には迷鳥として飛来する。

 ⇒ 2012/6/30 4羽か5羽いたようです。スコープで追っかけるのですが、目を離すと分からなくなります。近くを飛んだ時もあったそうですが、せっかく熊野まで来たからと出歩きましたので、超証拠写真です。
この個体は、分かりにくいのですが幼鳥で、頭が白く、胸に黒い帯があり腹に白色部があります。
 ⇒ 愛知県田原市 伊良湖岬 2012/10/10 幼鳥。オオグンカンドリとの区別は、フィールドガイド日本の野鳥によると、「若い鳥は大きさ以外で見分けるのは難しい」とされています。見たときの印象でコグンカンとしましたが?です。腹の白色部分の模様などから、オオグンカンドリとの見解もあります。
 ⇒ 石川県輪島港沖 2013/9/28 舳倉島からの航路で、輪島港へ入港の直前に現れました。
 
オオグンカンドリの写真 オオグンカンドリ(大軍艦鳥) great frigatebird
  北マリアナ諸島 ロタ島 2014/2/26〜28
 カツオドリ目グンカンドリ科。全長約85〜105cm、翼開長 205〜230cm。全世界の亜熱帯・熱帯の海域に広く生息する。日本には太平洋岸に、幼鳥が迷鳥として飛来する。

 ⇒   幼鳥 頭が白い。
 ⇒ メスの成鳥 頭部は黒く胸が白い。
 ⇒ オスの成鳥 全身真っ黒でした。
 

<-- カツオドリ目カツオドリ科 -- >
カツオドリ♂成鳥の写真  カツオドリ(鰹鳥) brown booby
  東京都小笠原村 小笠原航路 2012/7/10
全長約70cm、翼開長145cm。日本では、伊豆諸島・小笠原諸島・硫黄列島・南西諸島などで繁殖している。

 ⇒ ♂ 成鳥 顔の裸出部が青色。
 ⇒  ♀ 成鳥 顔の裸出部が黄白色。
 ⇒  鹿児島県トカラ列島 平島〜諏訪之瀬島と、悪石島〜小宝島の航路で 2013/4/27 
 ⇒ 北マリアナ諸島 ロタ島 2014/2/27 カツオドリもたくさん飛んだのですが、アカアシカツオドリばかり撮っていて、カツオドリの写真がありませんでした。
 ⇒ 鹿児島県トカラ列島 2017/4/22 中之島〜諏訪之瀬島の航路間で。中之島にカツオドリの繁殖地があるからでしょうか。
 
アカアシカツオドリの写真 アカアシカツオドリ(赤脚鰹鳥) red-footed booby
  東京都小笠原村南硫黄島 2012/7/11
全長約75cm、翼開長143cm。日本では、小笠原諸島・硫黄列島・南西諸島などに飛来する。雌雄同色。全身が白い白色型と、中間型、全身が灰褐色の褐色型があるが、日本では褐色型は確認されていない。
絶滅危惧TB類。
 ⇒  成鳥。硫黄3島クルーズの、おがさわら丸にて。
 ⇒   翼下面は白くないので、成鳥ではない。
 ⇒ 小笠原航路 八丈島南 2012/6/14 幼鳥
 ⇒  鹿児島県トカラ列島 平島〜諏訪之瀬島の航路 2013/4/27 カツオドリ5羽ほどと一緒に、1羽が飛びました。
 ⇒ 10   11   12   北マリアナ諸島 ロタ島バードサンクチュアリ 2014/2/26〜28 画像11の岩壁の下の小さな白い点が、巣にいるアカアシカツオドリです。画像12はヒナです。
 ⇒ 13   14  成鳥
 ⇒ 15   16  幼鳥
 ⇒ 17  中間型⇒頭部から翼背面までが暗色で腰から尾羽が白色、または翼背面が暗色で他は白色。
 

<-- カツオドリ目ウ科 -- >
ヒメウの写真  ヒメウ(姫鵜) pelagic cormorant
  北海道標津町 2005/3/20
 カツオドリ目ウ科。全長約73cm。北日本で少数が繁殖するが、多くは冬鳥として九州以北の海岸に飛来する。夏羽では目の回りの裸出部が赤くなり、足の付け根に白斑がある。冬羽は、目の回りの裸出部が黒ずみ、足の付け根の白斑も普通は見られない。
絶滅危惧TB 類。
 ⇒  小樽市高島漁港 2008/2/11
 ⇒  石川県舳倉島 2011/4/24 ウミウと一緒にいました。何羽かは、嘴の根元が赤褐色の繁殖羽になっていました。
 ⇒ 石川県舳倉島 2014/5/8 北へ向かって渡って行きました。
 
カワウの写真
 
カワウ(川鵜) great cormorant, common cormorant
    東京都杉並区善福寺公園 2003/2/16
 カツオドリ目ウ科の水鳥。ウミウに似るが小形で、全長約82cm。樹上に集団で営巣する。中国では鵜飼に用いる(日本の鵜飼にはウミウ)。
飾り羽 (かざりばね)と翼 2003/1/18
翼を広げた「かわう」 2003/2/11 潜水に適して羽根が水をはじかないので、風に向けてツバサを広げて乾かす。
魚を呑み込む「かわう」 2003/2/16
集団で漁をする「かわう」 東京港野鳥公園 2003/8/2

 
チシマウガラスの写真
 
チシマウガラス(千島鵜鴉) red-faced cormorant
  北海道根室市 納沙布岬 2013/6/28
 カツオドリ目ウ科。全長約84cm。北海道東部のごく少数が繁殖している。繁殖期、顔と額が赤くなり、頭頂と後頭に束状の冠羽、足の付け根に白色斑が生じる。冬羽では顔の裸出部は褐色になる。
絶滅危惧TA 類。
 ⇒ クチバシは白く見える。ヒメウの嘴は黒い。
 ⇒ 足の付け根に白色斑。 
 ⇒ 根室市ユルリ島近くの小島 2013/6/29 ウミウ・ヒメウのコロニーになっている島で、矢印がチシマウガラスです。
 
ウミウの写真 ウミウ(海鵜) japanese cormorant, temminck's cormorant
  斜里町ウトロ(知床国立公園) 2003/8/29
 カツオドリ目ウ科。全長約84cm。日本海側の九州以北と、太平洋側の東北以北の小島や海崖で繁殖し、冬は全国の外海に見られる。日本の鵜飼で使われる鵜。

 カワウとよく似ているが、カワウは眼の下の黄色がとがっていない。
 ⇒ウミウの繁殖地  ウミウの繁殖地(知床国立公園ウトロ、フレペの滝のそば)黒い岩肌も糞で真っ白です。
 ⇒鵜飼  岐阜県関市小瀬(おぜ) 2011/7/14 長良川小瀬の鵜飼は、宮内庁によって守られています。
 

INDEX野鳥図鑑・あいうえお順野鳥図鑑・分類別