オガサワラヒメミズナギドリ(ブライアンズ・シアウォーター Bryan's sheawater )

小笠原海運が毎年企画している南硫黄島、硫黄島、北硫黄島の3島を巡る特別クルーズ(2012/7/9〜7/14)に行ってきました。

7/9 17時19分55秒から15秒間、八丈島の手前(八丈島と八丈小島の間を通る今回だけの特別航路の途中)で、「オガサワラヒメミズナギドリ」の可能性が非常に高い小型のミズナギドリを撮影しました。
 


目の上まで白色部がある。嘴は青灰色で先端は黒い。


翼下面の白色部が広く、脇部に小さな黒斑がある。


下尾筒が黒い。翼が比較的短い。


※ 2011年に新種として認定され、今では小笠原周辺だけに生息する「オガサワラヒメミズナギドリ」とは? Wikipedia より

撮影者 村岡 豊
レンズ Canon 500mm カメラ Canon 7D シャッター速度優先 1/1250 絞り4.0〜4.5 露出補正+1/3 ISO 200〜250
ホワイトバランス オート ピクチャースタイル 忠実設定 等倍でトリミングし、シャープをかけた以外は無修正。
撮影した画像18枚は、森林総合研究所鳥獣生態研究室 川上和人さん、小笠原自然文化研究所 鈴木創さんに提供済。

2012年8月の環境省第4次レッドリストで、 絶滅危惧TA 類に指定される。

2012/9/14〜17,日本鳥学会2012年度大会,創立100周年記念,口頭発表要旨,太平洋は広い―オガサワラヒメミズナギドリ(仮称)は何処にいる?(pdf) 上記の撮影した写真に基き、小笠原周辺で生息している可能性が高いことが発表されました。

2015/2/24 小笠原諸島の東島で営巣地が見つかり、プレス発表されました。
 
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