全長で小さい鳥〜大きい鳥の順
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イワミセキレイ(石見鶺鴒) forest wagtail
宮崎県高原(たかはる)町 御池(みいけ)キャンプ村 2013/12/15 スズメ目セキレイ科の鳥。15.5cm。ロシア、中国北部や朝鮮半島で繁殖し、東南アジアなどで越冬する。数少ない旅鳥、または冬鳥。常緑広葉樹林や農耕地に生息する。雌雄同色。歩く時、尾を左右に振る。 ⇒ 2 3 いそがしく歩き回って採餌していました。 ⇒ 4 5 6 タイ ケーンクラチャン国立公園 2016/4/12 1月には見なかったのですが、今回は川沿いや林道で良く見かけました。 |
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ツメナガセキレイ(爪長鶺鴒) yellow wagtail
宮古島市下地 2006/10/29 スズメ目セキレイ科。全長16.5cm。キセキレイに似ているが、足が長くて黒い(キセキレイは黄褐色)のが特徴です。ユーラシア大陸中緯度地方以北で繁殖し、ユーラシア大陸南部やアフリカ大陸で越冬する。 北海道では夏鳥で、沖縄県では冬鳥の旅鳥。日本には4亜種がいる。 写真は幼鳥。宮古島にはキマユツメナガセキレイと、マミジロツメナガセキレイが冬鳥として普通にいるようですが、どちらかは分かりません。 ⇒ 2 ⇒ 3 4 5 北海道幌延町 下サロベツ原野 長沼 2008/6/15 亜種キマユツメナガセキレイ(キマユのことをただ単にツメナガセキレイと呼ぶようです) 3の花はコバイケイソウ。 ⇒ 6 北海道浜頓別町ベニヤ原生花園 2008/6/16 お母さんが撮影 ⇒ 7 沖縄県石垣島 2008/10/4 亜種マミジロツメナガセキレイ ⇒ 8 9 沖縄県石垣島 2008/10/4 どちらの若鳥でしょうか。 ⇒ 10 山口県萩市見島 2011/5/1 マミジロツメナガセキレイ ⇒ 11 12 北海道湧別町 シブノツナイ湖 2013/6/25 画像11はお母さんの撮影 ⇒ 13 石川県舳倉島 2013/9/27 若鳥 ⇒ 14 タイ サムットソンクラーム県 2016/4/14 ⇒ 15 アフリカ・ケニア・ナクル湖 2016/12/5 |
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キガシラセキレイ(黄頭鶺鴒) citrine wagtail
鹿児島県十島村平島 2013/4/25 スズメ目セキレイ科の鳥。16.5cm。まれな旅鳥として主に春に渡来する。 ⇒ 2 奄美大島 宇検村湯湾 2013/4/29 ♂ ⇒ 3♀ 4 5 石川県舳倉島 2017/5/2 ♀、背が灰色で翼の白帯が幅広い。 |
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キセキレイ(黄鶺鴒) grey wagtail
長野県軽井沢野鳥公園湯川 2003/6/22 スズメ目セキレイ科の鳥。20cm。ユーラシアやアフリカ中部・南部など広く分布する。山麓や山間の小川や渓流を好んですみ、下流にハクセキレイ、中流にセグロセキレイと棲み分けている。留鳥。 ⇒ 2 栃木県栗山村女夫淵温泉 2003/7/27 ⇒ 3 滋賀県米原市 霊仙山うるしが滝 2005/6/10 子供がかえっているのか、盛んにエサを運んでいました。 ⇒ 4 鹿児島県トカラ列島 宝島 2018/4/25 ♂の夏羽。 |
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セグロセキレイ(背黒鶺鴒) japanese wagtail
岡山県新見市高梁(たかはし)川 2003/7/14 スズメ目セキレイ科の鳥で日本固有繁殖種(日本でだけ繁殖)。21cm。留鳥。 ⇒ 2 ⇒ 3 4 岐阜県養老公園 2008/2/24 ⇒ 5 6 京都市 大覚寺大沢池 2014/9/18 画像6はハクセキレイの若鳥と、セグロセキレイの若鳥。 ⇒ 7 西宮市甲山森林公園 2014/11/3 |
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ハクセキレイ(白鶺鴒) white wagtail, pied wagtail
東京都杉並区善福寺公園 2002/3/3 スズメ目セキレイ科の鳥。ユーラシア・アフリカなどに広く分布する。全長約21cmで、「セグロセキレイ」より少し大きい。眼に黒の過眼線がある。 ⇒ 2 3 安曇野市豊科 2009/3/27 写真4の個体と2羽で一緒にいました。 ⇒ 4 写真2の背中は灰色で、4の背中は黒く喉まで黒いので、2がメス・4がオスでしょうか。 ⇒ 5 石川県舳倉島 2011/4/22 ⇒ 6 鹿児島県トカラ列島 宝島 2018/4/27 夏羽。 亜種 タイワンハクセキレイ(台湾白鶺鴒)
亜種 ホオジロハクセキレイ(頬白白鶺鴒)
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マキバタヒバリ(牧場田雲雀) meadow pipit
京都府久御山町 2011/2/10 スズメ目セキレイ科。全長14cm。雌雄同色。迷鳥。ヨーロッパ北部から西シベリア北部などで繁殖し、アフリカ北部からヨーロッパ南部で越冬する。 ⇒ 2 3 画像3の右はタヒバリです。眉班が無く、タヒバリより白っぽく、ひとまわり小さい。 ⇒ 4 5 6 荒っぽい表現ですが、ビンズイを小さくして、眉班がなく背中に縦班がある鳥でした。 偶然に見つけのではなく、よく鳥が集まる場所なので定点観察されていて、見つけられたそうです。いつも珍鳥を見つけた人はすごいと思います。 ⇒ 7 8 9 2011/3/7 前回 2/10 の撮影時点では換羽中でしたが、はえ揃って来たようです。背中の縦班は不明瞭になっています。 |
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セジロタヒバリ(背白田雲雀) pechora pipit
大阪府高槻市三島江 2012/10/18 スズメ目セキレイ科。全長14cm。稀な旅鳥または冬鳥。 ⇒ 2 3 4 ムネアカタヒバリ冬羽とすごく似ているが、初列風切の先端が三列風切より後方に出ている。 |
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ムネアカタヒバリ(胸赤田雲雀) red-throated pipit
長崎県雲仙市吾妻町 2010/2/27 スズメ目セキレイ科。全長15cm。本州以南で見られるが、沖縄や九州で比較的多い旅鳥または冬鳥。 ⇒ 2 左手前はヒバリです。タヒバリより背中の縦斑が明瞭です。 ⇒ 3 10羽以上の群れでいましたが、普通はタヒバリの群れに1,2羽いることが多く、めずらしいそうです。 ⇒ 4 5 6 輪島市舳倉島 2010/10/23 目視では、肩羽に白線があり頭部から胸の赤味はありませんでした。もしかしてセジロタヒバリではないかと期待しましたが、初列風切の先端が三列風切より後方に出ていない等、ムネアカタヒバリでした。 ⇒ 7 8 京都府久御山町 2011/2/10 ⇒ 9 10 11 輪島市舳倉島 2011/4/24 ⇒ 12 13 山口県萩市見島 本村八町八反 2011/5/2 ⇒ 14 15 石川県舳倉島 2012/10/5 ⇒ 16 17 鹿児島県トカラ列島 平島 2014/4/15 他 ⇒ 18 19 鹿児島県トカラ列島 平島 2017/4/22 画像19は背中の縦斑が明瞭で、ムネアカタヒバリだと思います。 |
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タヒバリ(田雲雀) water pipit
東京都多摩市 多摩川・大栗川合流点 2003/12/31 スズメ目セキレイ科。全長16cm。本州以南の各地で普通に見られる冬鳥。 ⇒ 2 体上面は、夏羽は灰褐色、冬羽はオリーブ褐色。 ⇒ 3 4 京都市伏見区 2007/11/18 ハクセキレイの群れと一緒に行動していました。 ⇒ 5 石川県輪島市舳倉島 2010/10/23 立ち姿からマミジロタヒバリでは?と思ったのですが、腹部に縦斑がありタヒバリだと思います。 ⇒ 6 7 石川県舳倉島 2011/4/25 ⇒ 7 8 山口県萩市見島 2011/5/1 |
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ビンズイ(便追) olive-backed pipit
東京都江戸川区葛西臨海公園 2004/2/15 スズメ目セキレイ科の鳥。16cm。夏山でさえずるオリーブ色の鳥。秋に本州以南の平地の松林などに移動して越冬する。 ⇒ 2 長野県霧ケ峰高原 八島ヶ原湿原 2004/6/19 ⇒ 3 山梨県富士山奥庭(四〜五合目の間) 2004/7/18 ⇒ 4 5 京都御所 2006/01/01 体上面はオリーブ緑色。耳羽後方に白斑とその下に黒班がある。 ⇒ 6 石川県舳倉島 2011/4/25 ⇒ 7 北海道 十勝岳山麓 2013/7/16 「ビーンズイズイ」と囀ると言うが? ⇒ 8 鹿児島県トカラ列島 平島 2017/4/24 |
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マミジロタヒバリ(眉白田雲雀) richard's pipit
長崎県雲仙市吾妻干拓地 2010/2/28 スズメ目セキレイ科。全長18cm。大きくて足が長く、後指の爪はとくに長い。旅鳥として西日本に渡来する。 ⇒本当はよく分っていません。時々草むらから顔を出すので、「あそこ、あれ」と教えてもらうのですが、見ると居ません!肝心の背中の黒い縦斑は撮れませんでした。 ⇒ 2 3 4 石川県舳倉島 2014/5/7 胸を張った立ち姿が独特。 ⇒ 5 尾羽は淡色の羽縁があり、外側の2枚に白斑がある。 ⇒ 6 鹿児島県トカラ列島宝島 2018/4/26 牧場にいました。 |