「オス」の全長で小さい鳥〜大きい鳥の順
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リュウキュウガモ(琉球鴨) Lesser Whistling Duck
タイ ボラペット湖 2016/1/21 カモ目カモ科。全長約41cm。南西諸島などで記録されている。インド、東南アジアでは留鳥で、中国南部や台湾では夏鳥。 ⇒タイのリュウキュウガモ 頸と足が長い。 |
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ツクシガモ(筑紫鴨) common shelduck
島根県出雲市 斐伊川河口 2007/2/10 撮影 カモ目カモ科。全長約62.5cm。冬鳥として有明海では普通に見られるが、他では少ない。オスは繁殖期、クチバシの基部にこぶがある。 絶滅危惧U類。 ⇒ 2 3 4 島根県松江市 湖北平野 2009/1/10 コハクチョウの近くに1羽だけいました。 ⇒ 5 佐賀市東与賀町 干潟よか公園 2009/2/15 有明海の干潟にたくさんいました。 ⇒ 6 三重県松阪市 2012/12/24 ⇒ 7 8 滋賀県草津市 野池 2014/11/13 溜池に1羽だけが。 ⇒ 9 滋賀県草津市 赤野井湾 2021/11/26 まわりはコガモです。 ⇒ 10 滋賀県草津市西矢倉 2021/12/14 赤野井湾の個体とは別のようです。 |
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アカツクシガモ(赤筑紫鴨) ruddy shelduck
奈良市 平城 2006/12/17 撮影 カモ目カモ科。全長約63.5cm。冬鳥として少数が、本州中部以南に飛来することが多い。オスの夏羽には黒い首輪があるが、冬羽は不鮮明か無くなる。メスには繁殖期になっても首輪は無い。鳥類レッドデータブック「情報不足」。 ⇒ 2 3 篭脱けだと思われます。オシドリのオスと仲良くしていました。頸輪がないので、♀でしょか。 ⇒ 4 5 滋賀県湖北町 2008/11/24 今回は養殖(かごぬけ)でなく、天然物です。 ⇒ 6 7 島根県出雲市斐伊川河口 2008/11/30 ⇒ 8 島根県出雲市斐伊川河口周辺 2009/1/11 |
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ナンキンオシ(南京鴛) Cotton Pygmy Goose
タイ ペッチャブリー(Phechaburi)の田園地帯 2016/1/17 カモ目カモ科。全長約33cm。大阪や南西諸島、長崎、高知などで記録されている。インド、中国南部、東南アジアで繁殖している。 ⇒ 2♀ 3 ⇒ 4 5 6 7 タイ ボラペット湖 2016/1/21 |
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コガモ(小鴨) eurasian teal
2002/3/01 東京都杉並区善福寺公園 カモ科の水鳥。全長37.5cmで日本最小のカモ。雄は覆面のような顔をしているが、夏季には雌と同様に地味で全体に暗褐色なる。 ⇒ 2 滋賀県近江八幡市 2014/11/5 ♂。換羽中。 ⇒ 3♀ 4 滋賀県草津市 野池 2014/11/13 ⇒ 5 大阪府摂津市南千里丘 2015/2/27 ⇒ 6♂ 7♂ 8♀ 滋賀県大津市 2019/1/29 飛翔時の翼の模様。 |
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亜種 アメリカコガモ(アメリカ小鴨) green-winged teal
2005/2/19 栃木県那須野ヶ原公園赤田調整池 カモ科の水鳥。北アメリカで繁殖し、少数が日本に渡来する。コガモにある肩羽の水平白線はなく、胸に白い縦線がある。 拡大写真の手前は、コガモ。後ろがアメリカコガモ♂。 ⇒ 2 3 4 大阪府摂津市南千里丘 2015/2/27 ⇒ 5 6♀ 7♀ カナダBC州 バーナベイ・レーク・リージョナル・パーク 201/3/26 ⇒ 8♂♀ カナダBC州デルタ バウンダリー・ベイ・リージョナル・パーク 2015/3/29 |
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シマアジ(島鴨・縞味) garganey
2007/4/25 愛知県愛西市 カモ科。全長38cm。ユーラシア大陸北部から中部で繁殖し、東南アジアやインドで越冬する。旅鳥として渡りの時期に少数が立寄る。コガモの群れに混じっていることが多い。 ⇒ 2 3 4 コガモと一緒でした。結構寝ている時間が多いようです。 ⇒ 5 2009/9/4 滋賀県湖北野鳥センター 非生殖羽。2羽は沖にコガモの群れと一緒に、2羽がセンター前にいました。嘴の付け根に淡色斑があります。 ⇒ 6 福岡市西区 今宿 2011/5/3 ⇒ 7 8 沖縄県豊見城市 三角池 2012/3/25 ♂。 ⇒ 9 10 三重県松阪市 2012/4/15 ♂1と♀3羽いました。嘴がコガモよりすこし長い。 ⇒ 11 タイ ボラペット湖 2016/1/21 手前のぼけている3羽はナンキンオシです。ナンキンオシが小さいので、大きく見えます。 |
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トモエガモ(巴鴨) baikal teal
埼玉県三郷市みさと公園 2005/02/05 撮影 カモ目カモ科。全長約40cm。冬鳥として飛来するが多くない。メスはクチバシの基部に、淡色の小円紋がある。絶滅危惧U類。 ⇒ 2 水元公園の対岸にある「みさと公園」に、オナガガモなどと一緒に、一羽だけいました。 ⇒ 3 2005/02/19 栃木県那須野ヶ原公園赤田調整池 オスとメス。ミゾレがふる中を「さんさんタワー」の三階から写したため、不鮮明です。 ⇒ 4 5 2008/12/6 大阪府松原市 ⇒ 6 7 8♀ 9♂ 奈良県橿原市 橿原神宮 2012/3/7 ⇒ 10 滋賀県草津市 2019/2/7 見つけにくい場所にいました。 |
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オシドリ(鴛鴦) mandarin duck
東京都杉並区善福寺公園 2003/2/02 カモ目カモ科の水鳥。全長オス48cm、メス41cm。雄は色彩鮮やかだが、夏には雌とほとんど同じ色になる。北海道〜沖縄で繁殖。夏に深山の木のほら穴などに巣をつくって産卵する。おし。えんおう。環境省レッドリスト 情報不足。 ⇒オス2 2003/3/15 メス 2003/2/16 ⇒オスのエクリプス(非生殖羽) angola さんが撮影 2003/7/2 神奈川県宮ヶ瀬湖石小屋ダム近辺 ⇒ 5 6 長野県松本市 上高地梓川 2007/5/13 ⇒ 7 8 9 京都市左京区宝が池公園 2009/11/27 画像9 まだ換羽し終わっていない個体もいました。 ⇒ 10 石川県舳倉島 2011/10/17 先頭の3羽は嘴が赤く、オスです。 ⇒ 11 京都市左京区宝が池公園 2014/10/25 紅葉には少し早すぎました。 |
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ヨシガモ(葭鴨・葦鴨) falcated teal
埼玉県戸田市彩湖 2004/3/14 カモ目カモ科。全長オス48cm。冬鳥として飛来し、河川、湖沼、内湾、干潟などで見られる。オスはナポレオン帽をかぶったような形をしている。 ⇒ 2 彩湖に2組のヨシガモが残っていました。東京港野鳥公園西淡水池で、11月〜1月に良く見かけました。@嘴は黒い。A翼鏡は緑色。 ⇒ 3 栃木県大田原市羽田(はんだ)沼 2005/02/20 一羽のメスの周りをオスが回って、ディスプレイをしていました。 ⇒ 4 中央がヨシガモ♀。左手前はオナガガモ♀。 ⇒ 5 神奈川県大和市泉の森 2005/12/11 ⇒ 6♀ 滋賀県近江八幡市 2014/11/5 舳倉島で外国のバーダーから、ヨシガモはどこで見られるか聞かれたことがあります。日本周辺の狭い範囲でしか見られないことを、改めて教えられました。 ⇒ 7♂ 8 大阪府吹田市 2019/12/10 |
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ヒドリガモ(緋鳥鴨) eurasian wigeon
岡崎市乙川潜水橋付近 2003/3/09 カモ科の鳥。全長48.5cm。雄の頭部は赤褐色で頭上は黄白色。雌は暗褐色を帯び、頭部に黒色の斑点がある。全国で見られる冬鳥。あかがしら。ひよし。ひがも。あか。ひよしがも。ひどり。 ⇒メス ⇒オス 神奈川県大和市泉の森 2006/12/11 ⇒ 4 長野県安曇野市豊科 犀川 2009/3/21 ⇒ 5 三重県松阪市 2014/10/16 エクリプスから換羽中のヒドリガモ♂です。雨覆がオスでは白い(メスは灰褐色)ので、体中央に白い横線になる。頭頂も黄白色になりつつある。 ⇒ 6 西宮市甲山森林公園 2014/11/3 メス。 ⇒ 7 8♂ 9♀ 滋賀県大津市南郷洗堰 2019/2/1 飛翔時の翼の模様。 |
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アメリカヒドリ(アメリカ緋鳥) american wigeon
千葉県習志野市谷津(やつ)干潟 2004/1/3 撮影 カモ目カモ科。全長約48cm。ヒドリガモに似ているが、頭から頭頂が白い。目の後方が緑色で、顔は灰色。 ⇒ 2 アメリカヒドリとヒドリガモの交雑個体は顔に褐色味があり、この個体はアメリカヒドリだと思います。 ⇒ 3♀ 4 5 大阪府守口市 淀川河川公園 2012/1/6 アメリカヒドリのメス。画像3の右はヒドリガモの♀。 ⇒ 6 三重県松阪市 2014/10/16 この時期、まだ生殖羽へ換羽していないカモが多かったです。 ⇒ 7♀ 8♀ 9 カナダBC州バンクーバー ジェリコ・ビーチ・パーク 2015/3/27 ⇒ 10♂ 11 カナダBC州バンクーバー スタンレー・パーク 2015/3/30 ⇒ 12♂ 13 大阪府吹田市 2019/12/10 |
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オカヨシガモ(丘葦鴨・丘葭鴨) gadwall
千葉県習志野市谷津(やつ)干潟 2003/7/21 カモ目カモ科。全長約50cm。全国に飛来する冬鳥。オスも地味な色をしている。 ⇒ 2 夏に谷津干潟に留まっているオカヨシガモ♀。 ⇒3・夏羽 東京港野鳥公園 2003/11/24 手前がオスで奥がメス。次列風切の@翼鏡部分は白い。Aオスの嘴は黒く、Bメスの嘴は黒くて周辺は橙色。。 ⇒ 4 大津市南郷 2012/4/25 ♀。ほとんどの水鳥は帰って行きましたが、まだ14羽程のオカヨシガモの群れが残っていました。 ⇒ 5♂ 6♂ 大津市南郷 2012/4/25 上・下尾筒が黒く♂。オスの嘴は黒いが、嘴の周辺が橙色でオスの若鳥と思われます。 ⇒ 7♂ 8♂ 9♀ 滋賀県守山市のワンド 2014/12/5 白い翼鏡が目立ちます。 ⇒ 10♂♀ カナダBC州デルタ バウンダリー・ベイ・リージョナル・パーク 2015/3/29 ⇒ 11♂ 大阪府吹田市 2019/12/10 |
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ハシビロガモ(嘴広鴨) northern shoveler
2003/11/30 東京都杉並区善福寺公園 カモ目カモ科。全長オス約51cm、メス44cm。主に本州以南に冬鳥として飛来。独特の大きなクチバシ。 画像1は、オス(目が黄色)。エクリプス(非生殖羽)のあとに、頭部や体羽の一部が換羽するサブエクリプスの段階でしょうか?。 ⇒ 2 東京港野鳥公園 2003/9/6 早くも冬鳥が渡って来ました。メス(目が茶褐色)。 ⇒ 3 岡山県玉野市深山(みやま)公園 2009/2/1 メス。 ⇒ 4 兵庫県三田市 有馬富士公園 2009/2/7 オスの生殖羽(夏羽)。 ⇒ 5 6 滋賀県守山市木浜町 2014/12/12 水面をぐるぐる回って「板歯」でプランクトンなどを採餌します。 ⇒ 7 8 9♂ 10♂ 画像7は雨覆が青灰色なので♂(♀の雨覆は灰色)、画像8は嘴が黒いので♂だと思います。 ⇒ 11♀ ⇒※ 参考 ケニアのハシビロガモ |
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マガモ(真鴨) mallard
東京都杉並区善福寺公園 2003/1/13 カモ科の鳥。全長オス61cm、メス53cm。オスは緑色の頭と黄色いくちばし、胸の境目に白い首輪がある。メスは全体に褐色。オスは夏にはメスに似た羽色に変わる。アヒルの原種。オスをあおくびという。 ⇒マガモのヒナ その2 北海道旭川市常磐公園 2003/07/14 ⇒マガモのヒナ スイス・レマン湖 2003/07にnaoko さんが撮影。北半球に広く分布している。あたりまえかもしれませんが日本のマガモと一緒だ ⇒ 5 長野県安曇野市豊科 20091/3/21 ⇒ 6 奈良県橿原市 橿原神宮 2012/3/7 春はすぐそこまで来ています。 ⇒ 7 8 京都市左京区宝が池公園 2014/10/25 画像8はオスで、生殖羽に換羽中。 ⇒ 9 石川県舳倉島 2014/11/1 オス。エクリプス。青緑色の翼鏡が、わずかに見えています。 |
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カルガモ(軽鴨) eastern spot-billed duck
東京都杉並区善福寺公園 2002/7/7 カモ科の水鳥。全長オス約63cm、メス53cm。オシドリとともに日本各地で繁殖するカモで、沼地、水田などに多く、4〜6月ごろ営巣する。雌雄同色、特徴はくちばしの先端が黄色で足は橙黄色です。 ⇒ 2 善福寺公園 2003/2/15 ⇒ 3 善福寺公園 2003/4/06 桜の花びら ⇒ 4 5 長野県 戸隠森林植物園 2009/6/28 ヒナが8羽いましたが、ヒナは勝手に動きまわっていました。朽ちた株にも1羽います。 ⇒ 6 滋賀県湖西 2010/7/25 ⇒ 7 8 滋賀県大津市 2020/11/9 白化個体がいました。 |
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オナガガモ(尾長鴨) northern pintail
善福寺公園 2003/2/15 善福寺公園や井の頭公園で一番数が多い鴨です。 カモ科の水鳥。全長オス75cm、メス53cm。オスは黒い尾羽の中央の二枚が長くとがり、腹面の白色部が顔の両側面までくい込んでいる。雌は褐色に黒斑があり、尾も短い。初冬に湖沼などに群れをなして渡来。 ⇒オスのエクリプス(非生殖羽) 2003/10/12 クチバシの色が、オスは黒と銀色、メスは黒で見分けできます。 ⇒ 3 長野県安曇野市豊科 犀川 2009/3/21 ⇒ 4 5 6 大阪市 鶴見緑地 2014/11/18 ♂。エクリプスから生殖羽に換羽中の個体です。 ⇒ 7 中央が♀。 ⇒ 8 カナダBC州デルタ ライフェル鳥類保護区 2015/3/27 ⇒ 9 10 滋賀県草津市 琵琶湖畔 2020/2/3 ♂同士が胸をあわせて、喧嘩をしていました。 |
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ヒメハジロ(姫羽白) buffledhead
兵庫県三田市 有馬富士公園 2009/2/7 カモ目カモ科の鳥。全長35.5cmと小さい。北米で繁殖し、まれに冬鳥として北海道や東北に飛来。 ⇒ 2 キンクロハジロ4羽と一緒に行動していました。キンクロハジロと比較すると、かなり小さいです。 ⇒ 3 メスタイプ。オスの第一回冬羽ではないかといわれています。 ⇒ 4♂ 5♂ 6♂ 北海道 十勝川河口 2010/2/15 ホオジロガモの5羽ほどの群れの中に1羽だけいました。いつかは近くで、光沢のある緑色と紫色が混ざった頭部が見たいと思っています! ⇒ 7 8 9 カナダBC州ウェストバンクーバー アンブルサイド・パーク 2015/3/26 時期も良かったのでしょうが、どこの公園に行っても海や川・湖で見ることが出来ました。 |
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メジロガモ(目白鴨) ferruginous duck
大阪市鶴見緑地公園 大池 2007/01/20 カモ目カモ科。虹彩が白く、全長約41cmでまれな迷鳥。頭・胸・腹などが赤色を帯びた褐色で、背は黒褐色、下尾筒は白色。 ⇒ 2 ♂。下腹部が白くありません。 ⇒ メジロガモの飛翔 2007/01/29 Koji Morita さん撮影 メジロカモの特徴である翼の白い帯です。 ⇒ 4 5 6 堺市 大泉緑地 2013/1/26 喉に白斑があります。 ⇒ 7 8 9 大阪府八尾市大竹 心合寺山(しおんじやま)古墳 2015/2/25 |
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クビワキンクロ(首輪金黒) ring-necked duck
2011/1/30 静岡県藤枝市 カモ目カモ科の鳥。全長約41.5cm。北アメリカ北部で繁殖し北アメリカ西部・南部・中部で越冬するが、まれな冬鳥として飛来。 ⇒ 2 3 オス。首輪はありませんでしたが、光線によっては首輪があるようにみえました。 ⇒ 4 5 6 愛知県豊川市 豊川 2013/3/24 キンクロハジロやオオバンと一緒にいました。 ⇒ 7♀♂ 8♂♀ 9♂♀ 10♀ 11♀ カナダBC州バンクーバー ジェリコ・ビーチ・パーク 2015/3/27 オスとメス。 ⇒ 12♀ 13♀ 14♀ 大阪府吹田市 2019/12/10 少し小さい。 ⇒ 青矢印はアカハシハジロ 拡大写真 17♂ ほとんど寝ています。後頭はとがっていて、側胸の白色部は食い込んでいる 草津市 琵琶湖岸 2022/12/30 距離があり、スコープが必要です。 |
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コスズガモ(小鈴鴨) lesser scaup
東京都上野 不忍池 2007/3/3 撮影 カモ目カモ科。全長42cm。北アメリカに生息し、日本には迷鳥として飛来する。 ⇒ 2 ♂。不忍池には毎年渡来している。 ⇒ 3 後頭部が高く、翼帯は灰色と白に分かれている。 ⇒ 4♀♂ 5♂ 6♀ カナダBC州バーナベイ・レーク・リージョナル・パーク 2015/3/26 ⇒ 7♂ 8♀ 9♀ カナダ・バンクーバー スタンレー・パーク 2015/3/30 |
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シノリガモ(晨鴨) harlequin duck
北海道羅臼町 2005/3/21 撮影 カモ目カモ科。全長約43cm。北海道〜九州北部に冬鳥として飛来。北日本に多い。波の荒い海岸に群れで生活する。 ⇒ 2 波消しブロックの上の2羽のメスに、ディスプレイ? ⇒ 3 メス 2005/12/17 千葉県船橋市 三番瀬 ⇒ 4 小樽港 2008/2/11 きれいなオスの成鳥の中に、オスの若鳥もいました。 ⇒ 5 6 7♀ 北海道標津町薫別漁港 2010/2/11 標津(しべつ)町〜羅臼町の漁港をまわりましが、北へ行くほでシノリガモが多かったです。 ⇒ 8 北海道 2015/12/22 ⇒ 9 滋賀県大津市南郷洗堰 2015/12/24 羽ばたいているのが♂若鳥、♀が2羽です。 |
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キンクロハジロ(金黒羽白) tufted duckcoot
2003/2/16 東京都杉並区善福寺公園 カモ目カモ科の鳥。全長約43.5cm。全国に冬鳥として飛来。雌雄とも頭部に後方に垂れる羽冠があり、目は金色。雄は白い腹を除き全身が黒色。雌は雄の黒色部分が褐色。潜水して貝類や魚などを食べる。 ⇒ 2 メス ⇒ 3 兵庫県三田市 有馬富士公園 2009/2/7 オス(手前)とメス。 ⇒ 4♂ 滋賀県守山市のワンド 2014/12/5 換羽中のオスで、メスより黒味が強く、脇腹の茶色の模様はやがて白くなります。左上はメスでオスより茶色っぽい。 ⇒タイのキンクロハジロ タイ ボラペット湖 2016/1/21 タイでは珍鳥のようです! ⇒ 6 鹿児島県トカラ列島 宝島 2018/4/26 1羽だけ溜池にいました。琵琶湖でも遅くまで留まっていますが、遅い北帰行です。 |
ホオジロガモ(頬白鴨) common goldeneye
山梨県山中湖 2004/1/1 カモ目カモ科。全長約45cmの海ガモ。冬鳥として北海道〜九州に飛来し、内湾・河口・大きな河川・湖沼で見られる。 すぐに潜水するので、撮影が大変でした。 ⇒ 2 ⇒ 3 滋賀県高島市今津町追分 今津浜 2007/01/14 目は雌雄とも金色で、メスのクチバシの先は橙色。右の2羽がメス ⇒ 3 4 三重県津市 安濃川河口 2007/02/03 メス ⇒ 5 6 苫小牧市北大演習林 オスとメス ⇒ 7 大津市南郷洗堰 2011/1/21 中央はメスですが、左右はクチバシが黒くオスの幼鳥?? ⇒ 8 滋賀県大津市南郷洗堰 2015/12/24 ♂が3羽、♀は嘴の先が橙色の1羽です。 ⇒ 9♂ 10♂ 11♀ 12♀ 滋賀県大津市南郷洗堰 2019/1/29 飛翔時の翼の模様。 ⇒ 13 14 滋賀県大津市南郷洗堰 2020/1/14 画像14の右は♂若鳥。 | |
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キタホオジロガモ(北頬白鴨) Barrow's Goldeneye
カナダ バンクーバー スタンレー・パーク 2015/3/30 カモ目カモ科。全長約45cm。北アメリカ北西部と北東部に生息する。日本では、北海道などで観察情報があり、日本鳥類目録7版では検討中の種とされています。 ⇒ 2 カナダのキタホオジロガモ |
アカハジロ(赤羽白) baer's pochard
岡山県浅口市金光町 2009/2/1 カモ目カモ科。全長45cm。まれな冬鳥として湖沼や池に飛来。クチバシは比較的長い。オスの、頭部は緑色光沢のある黒色で、ノドに白斑があり、目は白い。鳥類レッドデータブック「情報不足」、IUCN Red ListではCR。 ⇒ 2 オス ⇒ 3 分りにくいのですが、喉の白斑です。 ⇒ 4 5 6 千葉県市川市南大野 こざと南公園 2005/02/06 ⇒ メス メス2 香川県丸亀市 2007/2/17 ⇒ メス3? 山口県萩市見島 本村 2011/4/30 嘴の付け根が淡褐色の円形斑ではないので、交雑種でしょうか?? 目の色も? ⇒ 10 11 滋賀県守山市木浜町 2012/12/9 ⇒ 12 13 14 15 大阪府堺市 2013/2/16 メスの幼鳥か(諸説あり)。 ⇒ 16 滋賀県守山市木浜町 2013/2/16 長期滞在中です。 ⇒ アカハジロ♀ 18♀ 翼に白帯 腮(さい)に白斑がある 滋賀県湖東 2022/2/18 国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストではCR(絶滅の危機に瀕している)となっている。 | |
ホシハジロ(星羽白) common pochard
東京都杉並区善福寺公園 2003/11/30 カモ目カモ科。全長オス約45.5cm。茶色い頭と赤い目をしている。湖沼や広い川に数羽から数十羽ですみ、主に植物を食べる。 ⇒ 2 メス ⇒ 3 4 3がオス。4の手前がメス。 ⇒ 5 6 2007/12/8 奈良市 目の色がかわったホシハジロ(アメリカ風ホシハジロ?)。 頭部と背中の色が濃すぎるようで、交雑種なのでしょう。アメリカホシハジロ(redhead)については、All About Birds を参照ください。 ⇒ 7♂ 8♂ 9♀ 滋賀県大津市南郷洗堰 2019/1/29 飛翔時の翼の模様。 | |
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コケワタガモ(小毛綿鴨) steller's eider
北海道石狩市 石狩湾新港 2015/12/22 撮影 カモ目カモ科。全長約45.5cm。アラスカ北部やシベリア北東部で繁殖し、カムチャッカ半島・アリューシャン列島・千島列島などで越冬する。日本には北海道東部に飛来するが、少ない。。 ⇒ 2 3 4 5 メス。シノリガモに嫌われながら、一緒に行動していました。 |
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スズガモ(鈴鴨) scaup
東京港野鳥公園 2003/12/7 撮影 カモ目カモ科。全長オス約46.5cm。海(潜水)ガモ類で最も飛来が多く、全国に飛来する。。 ⇒ 2 スズガモの翼帯は、幅の広い白。 ⇒ 3 三重県津市 安濃川河口 2007/02/03 ⇒ 4 三重県松阪市 五主池 2007/03/24 2月来た時には沖にいましたが、今回は池に集結していました。 ⇒ 5 6 三重県川越町高松海岸 2007/3/31 つがいの様で、一緒に行動していました。 ⇒ 8 石川県輪島〜舳倉島航路 2017/5/1 北へ向かって飛んでいました。 ⇒ 9 滋賀県草津市 琵琶湖 ♂は背が灰色に見える。中央は♀。左端は冠羽があり、キンクロハジロの♀。 ⇒ 10♂ 11 左と後ろは♀。右は短い冠羽があり、キンクロハジロの♀。 |
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クロガモ(黒鴨) common scoter
2008/2/10 北海道鵡川漁港 カモ目カモ科の鳥。全長48cm。冬鳥として太平洋側は愛知県、日本海側は島根県くらいまで見られる。貝類が主食。 ⇒オス メス ⇒ 4 千葉県長生村 九十九里浜 2014/1/17 ♂ |
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アラナミキンクロ(荒波金黒) surf scoter
千葉県長生村 九十九里浜 2014/1/17 撮影 カモ目カモ科。全長51cm。アラスカやカナダで繁殖し、日本にはまれな冬鳥として本州中部以北の海上に飛来する。 ⇒ 2 ♂。まわりに居るのは次列風切の白が見える、ビロードキンクロ♀です。 ⇒ 3 4 額と後頭部の白斑が目立ちます。 ⇒ 5 ビロードキンクロの次列風切は白いが、アラナミキンクロは白くない。 ⇒ 6 7♀ 8 カナダBC州 ホワイト・ロック 2015/3/28 |
アカハシハジロ(赤嘴羽白) red-crested pochard
滋賀県高島市今津町追分 今津浜 2007/01/14 カモ目カモ科。全長55cm。ヨーロッパ南部・中部に分布する。日本にはまれな冬鳥で、湖沼や入り江にいる。オスの頭部は赤橙黄色で、クチバシは赤い。 ⇒ 2 ♂ オス。ホシハジロ5〜6羽と一緒にいました。少し岸から離れているので、スコープで撮影しました。 ⇒ 3 潜水しては水草を食べていました。もぐっても同じ場所にあがってくるので、スコープでも撮影が楽でした。 ⇒ 4♀ 5♀ 6♀ 7♀ 山口市きらら浜自然観察公園 2009/10/25 メス。オスのエクリプスもメスに似ているが、クチバシが赤くないのでメスです。 ⇒ 8♀ 9 かなり白っぽく見慣れると分るのですが、水草を食べる時以外はほとんど寝ていましたので、分り難いです。 ⇒ 10 11 12 滋賀県高島市新旭町藁園 2011/2/19 ♂ ずっと寝ていましが、一度だけおきてくれました。 ⇒ 13♂ 14 15 大阪府守口市 淀川河川公園 淀川 2011/11/14 ♂ 嘴に黒い所が残っており、完全な成鳥ではないようです。 ⇒ 16♂ 17 18 19 大阪府守口市 淀川河川公園 淀川 2012/1/6 潜水して水草を採って食べるのですが、潜れないヒドリガモが回りに待ちうけて、おこぼれを頂戴していました。 ⇒ 20♂ 21 22 23 滋賀県琵琶湖 2016/2/1 ホシハジロ♀と一緒に行動していました。 ⇒ アカハシハジロ♂ 25 26 滋賀県琵琶湖 2021/1/17 ⇒ 一番下・中央がアカハシハジロ 28♂ 29 滋賀県草津市 2022/2/1 | |
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オオホシハジロ(大星羽白) canvasback
東京都江戸川区葛西臨海公園 鳥類園 上の池 2004/2/1 カモ目カモ科。全長約55cm。 鳥類園上の池にはたくさんのホシハジロがいましたが、一羽だけオオホシハジロ♂がいました。 ⇒ 2 右がホシハジロ。クチバシが黒く、ホシハジロより少し大きく、体の白色が目立ちました。 ⇒ 3 北海道花咲港 2010/2/13 スズガモの群れにいました。ずっと寝ていました。 |
ビロードキンクロ(天鵞絨金黒) velvet scoter, white-winged scoter
北海道花咲港 2010/2/13 撮影 カモ目カモ科。全長55cm。シベリア東部のツンドラやタイガの湖沼地帯で繁殖し、日本には冬鳥として九州以北の海上に飛来する。 ⇒ 2 3 写真はすべて同じ個体です。次列風切が白いので、ビロードキンクロ。クチバシの先が赤く、目の下の白い三日月斑も少し出来つつあるように思われますので♂の若鳥でしょうか。 ⇒ 4 5 6 7 兵庫県西宮市 浜甲子園 2011/12/29 嘴に赤味がないのでメス。成鳥メスだと黒褐色だそうですが淡い黒褐色で、顔と耳羽の白斑が大きいので若鳥のようです。 ⇒ 8 9 島根県安来市 2013/1/8 左が♀、中央♂、右が♂の若鳥(嘴の一部が赤い)。次列風切が白い。 ⇒ 10 ♂ 11 ♂ 12 ♀(耳羽に白斑) 13 ♂若 亜種 アメリカビロードキンクロ pacific white-winged scoter
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コオリガモ(氷鴨) long-tailed duck
2010/2/11 他 北海道道東 カモ目カモ科の鳥。全長♂60cm・♀38cm。北極圏のツンドラで繁殖し、冬鳥として北日本の海に渡来、北海道ではよく見られる。貝類や小動物が主食。 ⇒ 2 北海道野付半島の沖 2010/2/11 ⇒ 3 4♂ 北海道納沙布岬の沖 2010/2/13 船から撮影 ⇒ 5 6♂ 7♀ 8♀ 北海道花咲港 2010/2/13 1羽の♀を3羽の♂が、アオナと鳴きながら追っかけていました。 |
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ミコアイサ(巫女秋沙) smew
葛西臨海公園 鳥類園 上の池 2004/1/24 カモ目カモ科。全長オス約44cm、メス39cm。冬鳥として北海道〜九州に普通に飛来し、河川・湖沼で見られる。オスは大部分が白く、パンダガモの愛称で知られる。 ⇒ 2 手前がメス ⇒ 3 2004/1/18 メス。一緒に写っているのはホシハジロ ⇒ 4 5 宮城県伊豆沼 2004/1/11 ⇒ 6 7 滋賀県湖北町 2008/12/20 夏羽に換羽中のオスもいました。 ⇒ 8♂ 9 滋賀県守山市木浜町 2014/12/12 ⇒ 10 11 12 13 滋賀県守山市 2019/1/27 アイサ類は魚が主食です。潜水して魚を獲って来ても、争奪戦が待っています! ⇒ 14 飛翔時の翼の模様。 ⇒ 15 大津市千町三丁目 2021/2/12 いつもの散歩中にため池で見た鳥。 |
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オウギアイサ(扇秋沙) Hooded Merganser
カナダ バンクーバー アンブルサイド・パーク 2015/3/26 カモ目カモ科。全長約46cm。北アメリカ北西部と五大湖周辺で繁殖し、北アメリカ西部とカルフォルニア西部で越冬する。日本では、1997年北海道ウトナイ湖で記録があり、日本鳥類目録7版では検討中の種とされています。 ⇒ 2 カナダのオウギアイサへ |
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コウライアイサ(高麗秋沙) chinese merganser
山口県岩国市 錦川 2009/4/3 カモ目カモ科。全長57cm。世界的な希少種で、毎年中部地方以南で1〜3羽が冬鳥として観察されている。長い冠羽と脇腹の太いウロコ模様が特徴。オスの頭部は緑黒色、メスの頭部は茶褐色。 ⇒ 2 3 4 5 オス。3月まではメスもいましたが、オスだけでした。 ⇒ ♂6 ♀7 ♀8 ♂♀9 ♂♀10 ♂11 山口県 2010/1/1 前回は桜の花が舞い散っていました。今回は雪が舞っていました。 ⇒ 12 13 和歌山県みなべ町 2013/1/29 メスではなく、オスの若鳥ではないかと言われています。山口のメス成鳥の写真と比較すると、ちょっと顔が黒いでしょうか。しかし、アイサは第二回夏羽にならないとメスかオスか区別できないそうです。 ⇒ 14 15 16 ダイサギと一緒にいて、魚を獲っていました。ダイサギが飛ぶとすこししてコウライアイサが飛びました。 |
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ウミアイサ(海秋沙) red-breasted merganser
三重県津市 安濃川河口 2007/3/24 カモ目カモ科。全長55cm。冬鳥として全国に飛来し、内湾や港で見られることが多い。琵琶湖の北でも見られる。オスのカワアイサの胸は白いが、ウミアイサの胸は茶褐色。 ⇒ 2 3 ⇒ 4 三重県津市 安濃川河口 2007/4/7 ⇒ 5 6 苫小牧市北大演習林 2008/2/12 |
カワアイサ(川秋沙) common merganser・goosander
2004/11/22 新潟市赤塚 佐潟 カモ目カモ科。全長65cm。冬鳥として全国に飛来し、広い湖沼に群れを作ってすむ。内湾にいることもある。 三羽のカワアイサはいずれも頭部が栗色で、メスと思われます。 ⇒ 2 長野県佐久市中込杉ノ木 東京電力調整池 2004/12/12 オスの頭部は、緑黒色です。 ⇒ 3 長野県佐久市 東京電力調整池 2005/12/23 ⇒ 4 広島県芸北 八幡原 2009/12/4 高原の小川にメスばかり5羽もいました。 ⇒ 5 6 滋賀県湖北町尾上漁港 2010/12/29 ♂ ⇒ 7 滋賀県守山市 2022/2/20 |
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アイガモ(合鴨・間鴨) crossbreed between the mallard and the domestic duck
善福寺公園 2003/2/16 新種の「まがも」発見!?? 答えは、「真鴨」+「アヒル」=「合鴨」です。合鴨の旺盛な食欲と雑食性を利用して、水田に放たれて無農薬のお米栽培に活躍したりしています。 |
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アヒル(家鴨) オス drake,メス duck
善福寺公園 2003/2/16 まがも(真鴨)を家禽化したもの。野鳥ではありませんが・・・ ⇒ 2 兵庫県伊丹市昆陽池 2008/5/24 |
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バリケン muscovy duck
善福寺公園 2003/2/11 カモ科の鳥。南アメリカ産のノバリケンを家禽化したもの。台湾で多く飼育されている。全身が白いもの、灰色のもの、この3色が様々な割合で混じるものもいる。「タイワンアヒル」、「フランス鴨」とも呼ばれている。。 逃げ出したものが各地で観察されることがあるが、顔は裸出して赤いので怪鳥(?)と呼ばれる(?)。 ⇒ 2 善福寺公園 2003/10/12 |
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