カワトンボ科
|
1.ハグロトンボ(翅黒蜻蛉)
体長約53〜68mm。7〜8月に多い。 ⇒ 1♀ 大津市田上森町 2020/9/20
|
|
2.アサヒナカワトンボ(朝比奈河蜻蛉)
体長約42〜57mm。5〜6月に多い。日本固有種。ニホンカワトンボと酷似しているが、アサヒナカワトンボは上流域に分布するとされる。 ⇒1♀ 2♀ 高島市朽木柏 2020/6/3 撮影場所で判定していますが、・・・。
⇒ アサヒナカワトンボと羽化殻 大津市上田上桐生町 2022/4/28
|
|
3.ニホンカワトンボ(日本河蜻蛉)
体長約48〜64mm。5月に多い。日本固有種。アサヒナカワトンボより下流に分布する。 ⇒成熟した橙色翅型♂ 2♂ 3♂ 大津市石居 2021/5/10 腹部は白粉を帯びている。
⇒ 橙色翅型♂ 大津市上田上桐生町 2022/4/28 渓流の同じ場所に、アサヒナカワトンボと混生しています。5/6にはミヤマカワトンボも観察しました。3種が混生しています。
|
|
4.ミヤマカワトンボ(深山河蜻蛉)
体長約64〜78mm。5月〜8月に多い。日本固有種。 ⇒1♀ 2♀ 3♂ 大津市大石富川町 2021/5/10
|
|
5.アオハダトンボ(青肌蜻蛉)
体長約55〜62mm。6月に多い。環境省レッドリスト準絶滅危惧。♂は翅に金属光沢があり、腹端の裏側が白い。♀は前翅の色が薄く、白い偽縁紋がある。 ⇒ 1♂ 2♂ 3♀ 4♀ ♂の縄張り争い
|
アオイトトンボ科
|
6.アオイトトンボ(青糸蜻蛉)
体長約38〜45mm。9〜10月に多い。 ⇒1♂ 2♂ 大津市一里山 2020/8/27
|
|
7.コバネアオイトトンボ(小翅青糸蜻蛉)
体長約37〜43mm。8月下旬〜10月中旬に多い。滋賀県では、2010年代からの記録なし。環境省絶滅危惧TB類。 ⇒1頭目♀ 2頭目♀ 翅が幅の広い割りに短い 3頭目♀ 京都市北区 2022/10/2 昨年からチャレンジしていたコバネアオイトトンボ、ようやく見つけることが出来ました。3頭見つけましたが、それぞれ見つけるまでに1時間ほどかかりました。
|
|
8.オオアオイトトンボ(大青糸蜻蛉)
体長約41〜51mm。10月に多い。同じ場所では、アオイトトンボより発生時期はかなり遅い。 ⇒ 1♂ 2♀ 大津市千町三丁目 2020/9/18
|
|
9.ホソミオツネントンボ(細身越年蜻蛉)
体長約35〜42mm。トンボは普通ヤゴで冬越しするが、ホソミオツネントンボは成虫で越冬する。 ⇒ 1♂ 2交尾 3交尾 4交尾を邪魔する♂ 大津市瀬田南大萱町 2021/3/24 ♂が4匹も。池にはメダカやオタマジャクシがたくさんいました。
|
|
10.オツネントンボ(越年蜻蛉)
体長約37〜41mm。成虫で越冬する。 ⇒ 1♂ 2♀ 3♀ 4♀ 大津市一里山 2021/6/15
⇒ ♂翅を閉じると前翅と後翅の縁紋は重ならない 大津市上田上桐生町 2022/4/8 ここ数日一気に気温が上がり、越年していたトンボが動きだしました。
|
イトトンボ科
|
11.キイトトンボ(黄糸蜻蛉)
体長約35〜46mm。6〜8月に多い。 ⇒1♂ 2連結 大津市一里山 2020/7/19
|
|
12.アオモンイトトンボ(青紋糸蜻蛉)
体長約30〜35mm。5月と8〜9月に多い。 ⇒1♂ 大津市一里山 2020/7/19 アジアイトトンボによく似ているが、アオモンイトトンボが大きい。腹部第8節に青い紋がある。
|
|
13.アジアイトトンボ(アジア糸蜻蛉)
体長約25〜31mm。5月と8月下旬〜9月上旬に多い。 ⇒1♂ 滋賀県野洲市北櫻 2020/9/29 アオモンイトトンボによく似ているが、より小さい。腹部第9節に青い紋がある。
|
|
14.モートンイトトンボ(モートン糸蜻蛉)
体長 23〜32mmで小型。5月下旬〜7月上旬に多い。環境省 準絶滅危惧。 ⇒ 1♂ 2♂ 3♂ 大津市一里山 2021/6/15 アジアイトトンボと同じかもっと小さい。
|
|
15.クロイトトンボ(黒糸蜻蛉)
体長約27〜37mm。5月〜9月に多い。 ⇒1♂ 大津市一里山 2020/7/31
|
|
16.ホソミイトトンボ(細身糸蜻蛉)
成虫で越冬する。体長 越冬型33〜37mmで、♂は鮮やかな青色。夏型28〜34mmで緑色味が強い。越冬型は4月〜5月に多い。夏型は7月に多い。 ⇒ 1♂ 2 3 4 大津市瀬田南大萱町 2021/4/20 鮮やかな青色で、越冬型。
|
|
17.ムスジイトトンボ(六条糸蜻蛉)
体長約30〜38mm。7月〜9月に多い。頭部眼光紋は細い。 ⇒ 1♂ 2交尾 3産卵 4産卵 大津市一里山 2020/9/23 ♀は成熟すると腹部が瑠璃色に。
|
|
18.セスジイトトンボ(背条糸蜻蛉)
体長 27〜37mm。5月〜9月に多い。頭部眼光紋が大きい。 ⇒ 1♀ 2 大津市一里山 2021/6/10 ムスジイトトンボ♀にも肩黒条内の淡細条があるが、頭部眼光紋が大きいのでセスジイトトンボ♀と判断した。
|
|
19.オオイトトンボ(大糸蜻蛉)
体長 27〜39mm。5月〜8月に多い。頭部眼後紋が大きく、セスジイトトンボに似るが、肩の黒条には淡色線がない。 ⇒ 1♂ 2♂ 3♂ 交尾するアメンボと一緒に 滋賀県高島市今津町深清水 2021/6/24 名前はオオイトトンボですが、セスジイトトンボと同じ位の大きさでした。
|
|
20.ベニイトトンボ(紅糸蜻蛉)
体長 36〜43mm。6月下旬〜9月下旬に多い。平地の古くからある池などに生息する。環境省 準絶滅危惧。 ⇒ 1♂ 2♂ 滋賀県大津市 2021/7/9 他 キイトトンボと同じ位の大きさで、中型のイトトンボ。
|
|
101.リュウキュウベニイトトンボ 迷入種。 滋賀県の記録(リンク)
|
モノサシトンボ科
|
21.モノサシトンボ(物差蜻蛉)
体長約38〜51mm。6〜7月に多い。 ⇒ 1♂ 大津市一里山 2020/7/31
|
|
22.グンバイトンボ(軍配蜻蛉)
体長約34〜40mm。5月下旬〜7月上旬に多い。日本固有種。環境省 準絶滅危惧。 ⇒ 1♂ 2♂ 兵庫県丹波篠山市 2021/6/22
|
※1.「滋賀県のトンボ(2010年代)琵琶湖博物館研究調査報告30号2018年3月」による。ただし種の配列は順不同。
2023年現在では102種(リュウキュウベニイトトンボとベニトンボが追加)となっている。
トンボの体長や出現期については、「近畿のトンボ図鑑 ミナミヤンマ・クラブ」 を参考とした。
|Enjoy Wild Birds Index|ヤンマ・サナエトンボなど|トンボ科|トンボ科赤トンボ|トンボあいうえお順索引|