トンボ科
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68.ハッチョウトンボ(八丁蜻蛉)
体長約18〜22mm。6〜7月に多い。一円玉(直径20o)と同じ大きさ。世界で最も小さいトンボの一つ。 ⇒1♂ 2♂ 未熟♂ 大津市 2020/6/25 ハッチョウトンボを、山で水がしみだしている場所に探しに行きました。本当に小さなトンボで、識別に迷うことはありません。
⇒ハッチョウトンボが4匹モウセンゴケの犠牲に 大津市一里山 2021/5/9
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69.チョウトンボ(蝶蜻蛉)
体長約31〜42mm。6〜8月に多い。 ⇒ 1♂ 2 3 大津市一里山 2020/7/27 ひらひらと飛び、金属光沢がとても美しい。湿地には咲き始めのサギソウ(鷺草・環境省準絶滅危惧種NT)が、一輪だけ咲いていました。
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70.ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)
体長約44〜55mm。6〜8月に多い。1年1〜2世代型。 若い♂・♀は全身が橙色で、斑紋はない。♂は成熟すると、全身が鮮やかな赤色に、♀は黄褐色になる。 ⇒ 1♂ 2♂ 未熟♀ 大津市一里山 2020/7/27 成熟した♂は、肢まで赤い。
⇒ 未成熟♂ 大津市上田上桐生町 2022/5/16 ♀とよく似ています。
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71.ウスバキトンボ(薄翅黄蜻蛉)
体長約44〜54mm。7月中旬から急増し9月にかけて多い。南方から来て、北へ向かって分布を広げる。1年多世代型。 ⇒ 1♂ 大津市瀬田大萱町 2020/9/8 この日突然、公園にたくさんのトンボが飛びました。
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72.コシアキトンボ(腰空蜻蛉)
体長約41〜50mm。6〜8月に多い。 ⇒ 1♂ 2 3 大津市一里山 2020/7/31 この日に、近畿地方は平年より10日程遅く、ようやく梅雨明けしました。
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73.シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)
体長約49〜60mm。4月中旬〜11月上旬。日本全域に広く分布する。 ⇒ 1♂ 2未成熟♂ 3♀ 大津市一里山 2020/8/3
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74.オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)
体長約51〜61mm。6〜8月に多い。翅の基部に独特の黒褐色斑がある。 ⇒ 1♂ 大津市田上里町 2020/6/25 眼は黒褐色。シオカラトンボの眼は青緑色。
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75.シオヤトンボ(塩屋蜻蛉)
体長約37〜48mm。4月下旬〜6月上旬に多い。シオカラトンボに似るがひと回り小さい。尾(腹部)の先端の黒い部分が、シオカラトンボは長い。 ⇒ 1未熟♀ 2 3 大津市一里山 2021/4/1 翅の基部のオレンジ色が目立ちました。
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76.ヨツボシトンボ(四星蜻蛉)
体長約39〜52mm。5月に多い。翅に4つの黒色斑がある。 ⇒ 1未熟♂ 2未熟♂ 翅胸 木の上に 大津市一里山 2021/4/11 羽化してすぐの個体。林や草むらに居ると保護色で見つけにくい。
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77.ハラビロトンボ(腹広トンボ)
体長約33〜40mm。5月〜8月に多い。 ⇒ 1羽化直後♂ 2未成熟♂ 3成熟♂ 草津市矢橋町 2021/4/23 ♂は水辺で縄張りを見守り、他の♂が来るとスクランブル発進。
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78.コフキトンボ(粉吹蜻蛉)
体長約38〜48mm。6月から7月上旬に多い。 ⇒ 1♀ 草津市西矢倉 2021/6/7
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79.ハネビロトンボ(翅広蜻蛉)
体長約51〜58mm。高知県や九州南部が産地で、滋賀県では迷入種です。 近畿地方では9月から10月に記録が多い。 ⇒ 1♂ 2 3 大津市一里山 2022/9/10
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80.ベッコウトンボ 環境省絶滅危惧TA類。滋賀県では、1994年以降記録なし。 81.ヒメハネビロトンボ 迷入種。滋賀県では、2010年代の記録なし。 82.アメイロトンボ 迷入種。滋賀県では、2010年代の記録なし。
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101.ベニトンボ(紅蜻蛉)
迷入種。体長約34〜41mm。温暖化で分布域が北上している。 2022/10/2 ♂が大津市で観察され、滋賀県での初記録になりました。 2023/10/2 竜王町で。2023/11/2 大津市で観察されました。
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脚注
※1.「滋賀県のトンボ(2010年代)琵琶湖博物館研究調査報告30号2018年3月」による。ただし種の配列は順不同。 トンボの体長や出現期については、「近畿のトンボ図鑑 ミナミヤンマ・クラブ」 を参考とした。 |
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