滋賀県のトンボ100種 [※1]  その4

トンボ科アカネ属(赤トンボ)

ナツアカネ ♂&♀   
 
83.ナツアカネ(夏茜)
 体長約33〜41mm。9月中旬から10月に多い。成熟♂は、顔面まで赤くなる。

⇒里に帰ってきたナツアカネ・連結飛翔  連結打空産卵   3  大津市千町三丁目 2020/9/28 稲刈りが終わった田んぼで。この日ナツアカネとアキアカネが、突然たくさん現れました
⇒YouTube ナツアカネの交尾と産卵 大津市千町三丁目 2020/10/3
⇒1♂ 2♂ 3♀ 4♀ 大津市南郷二丁目 2011/10/4 
⇒1♂ 大津市千町三丁目 2020/11/14 終認日。農道の脇に居ると、なかなか見つけられません。
⇒ 未熟♂  高島市朽木 2021/7/27
⇒1♂ 大津市千町三丁目 2021/9/20
⇒交尾 大津市千町三丁目 2021/10/3 昨年と比較し、今年はナツアカネ・アキアカネとも数が少ない。

  

アキアカネ ♂&♀  
  
84.アキアカネ(秋茜)
 体長約33〜46mm。9月中旬から10月下旬に多い。成熟♂でも頭部までは赤化しないし、胸は褐色。

⇒ 1♀  2♀ 長野県松本市開智 2011/9/29
⇒里に帰ってきたアキアカネ・交尾  連結飛翔   連結産卵  大津市千町三丁目 2020/9/28
⇒YouTube アキアカネの交尾と産卵 大津市千町三丁目 2020/10/16
⇒ 1  大津市一里山 2020/12/4 終認日。

⇒ ♀未熟   ♂未熟  大津市 2021/6/10 羽化しだしました。今季初認です。
⇒ ♀未熟  大津市 2021/6/15
⇒ 連結飛翔   連結産卵  大津市千町三丁目 2021/9/20 
⇒ 連結飛翔   連結産卵   単独産卵  大津市千町三丁目 2021/11/7 この日昼前にため池で多数が産卵していました。2021年10月に雨が少なく、田んぼには水がたまっている所がないので、田んぼにアキアカネは見られませんでした。

  

マユタテアカネ ♂&♀  
  
85.マユタテアカネ(眉立茜)
 体長約31〜43mm。8月下旬から10月上旬に多い。顔に眉斑がある。尾部付属器が反っている。♀には翅の先が黒い個体とない個体がいる。

⇒ マユタテアカネ♂の識別  
⇒ 1♂   2♀  大津市南郷二丁目 2011/9/6 顔に眉斑と呼ばれる斑点が二つある。
⇒ 1♂   2♂  大津市瀬田南大萱町 2020/9/8
⇒ 私の体重、とっても軽いの  大津市瀬田南大萱町 2020/9/10
⇒ 交尾1   交尾2  大津市瀬田南大萱町 2020/9/19他 交尾
⇒ 飛翔1   飛翔2  大津市瀬田南大萱町 2020/9/26 飛翔♂
⇒ 1♂  大津市千町三丁目 2020/10/1 農道ぞいに、よく探すと普通にいます。
⇒ マユタテアカネ♀で翅の先が黒くない個体  大津市瀬田南大萱町 2020/10/18 

⇒ ♀で翅の先が黒い個体   ♀で翅の先が黒くない個体  大津市上田上桐生町 2021/6/28
⇒ 未熟♂  大津市上田上桐生町 2021/7/2

   

マイコアカネ♂  
  
86.マイコアカネ(舞妓茜)
 体長約29〜38mm。9月下旬から10月に多い。成熟♂の額面が青白色。尾部付属器がやや反り返る(マユタテアカネに似る)。大きさはヒメアカネに似る。

⇒ 1♂  大津市一里山 2020/10/18 成熟♂の額面が青白色の個体。
⇒ マイコアカネの識別   2   3  大津市一里山 2020/10/29 老熟した♂、額面が白い。
⇒ 1   2  大津市一里山 2020/10/31 老熟した♂、額面が白い。この日の最高気温は20℃で、木道にいました。
⇒ 1♂  大津市一里山 2020/11/30 終認日。この日は他にアキアカネ・キトンボ・コノシメトンボを見ました。
⇒ 1♀  京都市北区上賀茂 深泥池 2021/7/16 翅の基部に橙色部がある。
⇒ 未熟♂   未熟♂2   ♀   ♀2  大津市一里山 2021/8/11 
⇒ 成熟♂   成熟♂2  大津市一里山 2021/8/28 
⇒ 1♂   2♂   ペア1♂   ペア1♀   ペア♂に追われていた未熟♂   ペア2♂   ペア2♀   少し離れた場所にいた♂  大津市一里山 2021/9/12 8匹いたそれぞれの写真です。
⇒ 1♂  野洲市北櫻 2021/10/2
⇒ 1♂   2♂  京都市北区上賀茂 深泥池 2021/10/29
⇒ 逆立ちで暑さ対策  野洲市 野洲川北流跡自然の森 2023/9/16
⇒ マイコアカネ♀   マイコアカネ♂  大津市一里山 2024/10/5

   

ヒメアカネ♂&♀  
  
87.ヒメアカネ(姫茜)
 体長約28〜37mm。10月中旬から11月上旬に多い。翅胸の斑紋は、マユタテアカネとよく似ている。大きさはマイコアカネと同じく小さい。

⇒ 1♀   2   3  大津市一里山 2020/8/27 メス。額面は黄白色。小さな眉状斑がある個体(無い個体もいる)。
⇒ 1♂   2   3  大津市石山千町 2020/8/29 
⇒ ヒメアカネ♂の識別   2♂   大津市一里山 2020/9/21 ヒメの名前の通りで、小さい。
⇒ 1♂  大津市瀬田南大萱町 2020/9/21 
⇒ 1♂  大津市一里山 2020/10/29 この日は最高気温20℃でマユタテアカネやコノシメトンボ、キトンボは木道に。木道ではそれぞれが縄張りを持ち、ヒメアカネには木道には居場所がないようで草むらにいました。マイコアカネが同じ場所にいて、入れ替わったのですが気付きませんでした。
⇒ 1♀  大津市一里山 2021/8/28
⇒ 顔面に小さな眉状斑がある♂   2♂  大津市一里山 2021/9/19 普通♂には眉状斑は無いのですが?
⇒ 1♂   2  大津市一里山 2021/10/8
⇒ 未成熟♂  野洲市北櫻 2023/9/16

   

コノシメトンボ♂&♀  
  
88.コノシメトンボ(小熨斗目蜻蛉)
 体長約35〜45mm。9月下旬から10月に多い。翅の先が黒褐色。成熟した♂は、額を含めて全身が赤くなる。腹の先は(上付属器)は上にそる。胸の黒状は、前後がつながり逆U字型になる。開放的な池に生息する。

⇒ 1♀   2♀   3♀  大津市一里山 2020/8/27他 ♀は顔に眉状斑がある。
⇒ 1♂   2   3   4  大津市千町三丁目 2020/10/1 大津市では、ノシメトンボよりコノシメトンボの方が多いと思います。
⇒ コノシメトンボ♂の識別  
⇒ 1♂   2♀  大津市一里山 2020/10/9 気温が下がって来ると、木道の上などで暖をとっています。
⇒ 1♂  大津市一里山 2020/12/10 終認日。この日は他にキトンボ・オオアオイトトンボを見ました。  
⇒ 1♀  大津市瀬田南大萱町 2021/8/28 
⇒ 連結打水産卵  野洲市北櫻 2021/10/2
⇒ 交尾  大津市一里山 2021/11/4
⇒ 連結打水産卵  大津市千町三丁目 2021/11/11 

   

リスアカネ♂&♀  
  
89.リスアカネ(りす茜)
 体長約35〜47mm。9月から10月に多い。胸の模様はナツアカネによく似ているが、翅の先が黒褐色。全身が赤くならず、成熟♂の胸部は赤褐色。木立に囲まれた暗い池などに生息。

⇒ 1♂   2   3   4  大津市瀬田南大萱町 2020/8/16他
⇒リスアカネ♂の識別 
⇒ 1♀  大津市瀬田南大萱町 2020/10/20 眉斑は無い(コノシメトンボ♀には眉斑がある)。
⇒ 1♂  大津市瀬田南大萱町 2021/9/5 
⇒ リスアカネ連結打空産卵   2   3  大津市瀬田南大萱町 2021/9/13 水際の草地に、小さな卵を放出していました。
⇒ 1♀  草津市追分7丁目 2022/9/17 

   

ノシメトンボ♂&♀  
  
90.ノシメトンボ(熨斗目蜻蛉)
 体長約40〜50mm。8月から10月に多い。翅の先が褐色。全体も褐色が強くあまり赤くならない。 雄雌とも眉斑がある個体と、無い個体がある。胸部の黒状は、2本並行して上端まで達する。

⇒ 1♂   2   3  大津市瀬田南大萱町 2020/9/11他 腹部が細長い。見た感じは写真よりもっと暗褐色です。
⇒ 1♀   2   3   4  滋賀県甲賀市水口町北内貴 2020/9/24 画像4は眉斑がある個体。
⇒ 1♂未成熟   2  大津市瀬田南大萱町 2021/9/5  
⇒ 1♂  大津市千町三丁目 2021/9/20
⇒ 連結飛翔   草むらに打空産卵  大津市一里山 2023/11/9 

   

ミヤマアカネ♂&♀  
  
91.ミヤマアカネ(深山茜)
 体長約32〜39mm。10月に多い。翅の途中に赤褐色のバンドがある。

⇒ 1♂   2♂   3♂  滋賀県野洲市北櫻 2020/9/29 めだつ斑紋は無い。
⇒ 1♂   2♂   3♀  滋賀県湖南市菩提寺 2020/11/6 オスとメスが同じ場所にいました。
⇒ 1♂   2♂   3♀   4♀   景色に溶け込む♀   交尾   交尾2   連結打水産卵  野洲市北櫻 2021/10/2
⇒ 1♂   2♀  長野県松本市 乗鞍高原偲ぶの池 2022/9/26
⇒ 1♂  長野県松本市 乗鞍高原偲ぶの池 2023/9/18

   

ネキトンボ♂&♀  
  
92.ネキトンボ(根黄蜻蛉)
 体長約39〜46mm。翅の付け根が赤い。春と夏に年2回羽化すると考えられる(1年1〜2世代型)。

⇒ 1♀  大津市石山千町 2011/9/24 斑紋は太い一本の黒条がある。
⇒ 1♂   2♂♀   3♀   4♂♀   大津市瀬田南大萱町 2020/9/1他 
⇒ 1♂  滋賀県野洲市北櫻 2020/9/24 ショウジョウトンボと似るが、ショウジョウトンボは一回り大きく・無斑・脚まで赤くなる。
⇒ 1♀  大津市千町三丁目 2020/9/30 けもの除けの電気さくの上に。
⇒ 1♂♀  大津市一里山 2020/10/14
⇒ 1♂  大津市瀬田南大萱町 2021/9/5
⇒ ネキトンボ♂未成熟  大津市瀬田南大萱町 2022/7/10
⇒未成熟♀  大津市瀬田南大萱町 2024/7/27

   

キトンボ♂&♀  
  
93.キトンボ(黄蜻蛉)
 体長約36〜45mm。10、11月に多い。最も遅くまで見られる。めだつ斑紋は無い。

⇒ 1♂   2   3   4  大津市一里山 2020/10/11他  
⇒ 1♂   2  大津市瀬田南大萱町 2020/10/20
⇒ 1♂   2  滋賀県野洲市北櫻 2020/11/6 
⇒ 1♂   2   3   4  大津市新免 2020/11/16他
⇒ 交尾   連結   連結2  大津市一里山 2020/10/26, 12/4 交尾、連結打水産卵していました。
⇒ 1♂  大津市一里山 2020/12/12 キトンボの終認日。南斜面に居ましたが、落ち葉の上にいると、見つけるのが難しいです。
⇒ 1♂   2  大津市上田上桐生町 2021/10/9
⇒ 1♂  鳥取市福部町多鯰ヶ池(たねがいけ) 2021/10/23 鳥取砂丘の南にある池です。
⇒ 1♂   2♀  鳥取市大塚と高住の池 2021/10/23 連結して産卵していました。
⇒ 1♂  京都市北区上賀茂 深泥池 2021/10/29
⇒ 打水して   産卵弁に水をためる   水際で   木の壁に   卵を含んだ水滴を打ち付け産卵  YouTube キトンボ産卵  大津市瀬田南大萱町 2021/10/30,11/2
⇒ キトンボ♂とネキトンボ♀の異種間交尾  大津市瀬田南大萱町 2021/10/30 
⇒ キトンボ♂とネキトンボ♀の異種間連結  大津市一里山 2021/11/5
⇒ 1♂  大津市千町三丁目 2021/11/7 農業用ため池にいました。
⇒ 1♂  長野県松本市 乗鞍高原まいめの池 2022/9/26 

   

マダラナニワトンボ♂  
  
94.マダラナニワトンボ(斑浪速蜻蛉)
 体長約32〜38mm。9月下旬から10月に多い。滋賀県では、高島市の饗庭野演習場でのみ確認されている。一般の立ち入りはできない。環境省絶滅危惧�TB類。日本固有種。

⇒ 1♂   2   眉状斑がある   4   5  岐阜県 2021/9/25 滋賀県では一般には見ることが出来ないので、遠征しました。小さな池に生息していました。
⇒ 交尾   連結打空産卵  池で交尾した後、そのまま松の枝に移動し長く交尾していました。

   

ナニワトンボ♂  
  
95.ナニワトンボ(浪速蜻蛉)
 体長約31〜39mm。8月下旬から10月に多い。環境省絶滅危惧�U類。日本固有種。滋賀県には、県南部の数か所に生息しているようである。

⇒ 池の縁で縄張りを張る♂   2   眉状斑がある  大阪府枚方市 2021/9/27 
⇒ 連結打空産卵   2   マユタテアカネに邪魔され連結をといて単独で打空産卵   産卵を終えて休む♀  池の縁の堆積した落ち葉に産卵していました。

   

オオキトンボ♂  
  
96.オオキトンボ(大黄蜻蛉)
 体長約45〜52mm。10月から11月上旬に多い。環境省絶滅危惧�TB類。滋賀県では、2000年以降記録なし。

⇒ キトンボと同様に翅胸は無斑♂   キトンボより大きく体色は褐色
⇒ 連結飛翔   2   3
⇒ 連結打水産卵   連結打泥産卵   3
⇒ 単独打泥産卵  兵庫県加西市 2021/10/22
⇒ オオキトンボ♂   連結打水産卵  兵庫県加西市 2023/11/14

   

タイリクアカネ♂  
  
97.タイリクアカネ(大陸茜)
 体長約40〜48mm。10月に多い。迷入種。滋賀県では、2010年代の記録なし。

⇒ 翅の基部と前縁が橙黄色♂   アキアカネに似ている   兵庫県加西市 2021/10/22
⇒ 交尾   連結打水産卵
⇒ オオキトンボとタイリクアカネ  アキアカネよりすこし大きい感じ。
⇒ タイリクアカネ連結飛翔   タイリクアカネ♂   ♂飛翔   ♀  神戸市中央区 2023/11/4
⇒ タイリクアカネ♂  兵庫県加西市 2023/11/14

   

スナアカネ♂  
  
98.スナアカネ(砂茜)
 体長約34〜42mm。迷入種。近畿地方では10月から11月に記録が多い。滋賀県では2013年記録され、以降数例が観察されている。

⇒ 1♂   2   3   兵庫県神戸市中央区 2023/11/4
⇒ 連結打水産卵   連結飛翔  スナアカネが10頭以上いて、その多さに驚きました。

   

   
  

99.オナガアカネ(尾長茜)
   迷入種。体長約29〜41mm。マイコアカネに似る。
   滋賀県では、2010年代の記録なし。

100.タイリクアキアカネ(大陸秋茜)
   迷入種。体長約31〜42mm。ヒメアカネに似る。
   滋賀県では、2010年代の記録なし。2023/10/28 日野町で採集された。

 

ムツアカネ♂  
  
番外.ムツアカネ(陸奥茜)
 体長約30mm前後。北海道と、本州の山岳地域に生息。黒いアカトンボ。

⇒ 1♂   2♂   3♀  長野県松本市白樺峠 2011/9/28 タカの渡りを見に行った時に撮影しました。(滋賀県での記録はありません)
⇒ 1♂  長野県松本市 乗鞍高原まいめの池 2022/9/26

   

 脚注
 ※1.「滋賀県のトンボ(2010年代)琵琶湖博物館研究調査報告30号2018年3月」による。ただし種の配列は順不同。
 2023年現在では102種(リュウキュウベニイトトンボとベニトンボが追加)となっている。
 トンボの体長や出現期については、「近畿のトンボ図鑑 ミナミヤンマ・クラブ」 を参考とした。

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