滋賀県のトンボ100種 [※1]  その2

ムカシトンボ科


ムカシトンボ♂   
 
23.ムカシトンボ(昔蜻蛉)
 体長約46〜53mm。河川源流域に生息。5月に多い。原始的なトンボとされ、生きている化石といわれる。日本固有種。

1♀   横♀   背中♀  滋賀県東近江市 2022/5/10 渓流に飛んでいる小さな虫を食べに飛んで来ました。
1♂   背中♂   左♂右♀  複眼は成長しても灰色。翅を半開きで休止し、本格的な休止に入ると完全に閉じる。 
探雌飛翔   2♂   背中♂   毛深い♂  滋賀県東近江市 2022/5/18 夏日となり小さな流れに細かい虫がたくさん発生し、その虫を食べに来ていました。昼頃には、川沿いを探雌飛翔をしていました。
ムカシトンボが飛ぶ景色   1♂   2♂  大津市膳所池ノ内町 2023/4/20 カゲロウなどの小さな虫をねらって、たくさんのムカシトンボが飛び交っていました。
ムカシトンボ♀  大津市膳所池ノ内町 2023/4/21
YouTube  ムカシトンボの産卵   画像1   画像2  大津市膳所池ノ内町 2023/4/28 源流域の苔に45分間も産卵していました。近づいてもまったく逃げませんでした。
 

ヤンマ科


    カトリヤンマ♂   
 
24.カトリヤンマ(蚊取ヤンマ)
 体長約67〜76mm。8〜10月に多い。

1♂    大津市一里山 2020/9/10 
1♂    大津市一里山 2021/8/24
  2翅胸   尾毛が折れている個体  草津市 2022/8/15
 

オオルリボシヤンマ♂   
 
25.オオルリボシヤンマ(大瑠璃星ヤンマ)
 体長約77〜93mm。8〜9月上旬に多い。日本固有種。

1♀産卵   水色型♀  大津市石山千町 2011/9/24
1♂飛翔   2♂飛翔  大津市瀬田南大萱町 2020/9/9
YouTube 飛翔♂と産卵♀  2♀産卵   3産卵  大津市瀬田南大萱町 2020/9/16 オスが縄張りをパトロール飛翔し、メスが産卵していました。
1♂飛翔  大津市瀬田南大萱町 2021/8/10 
高い枝に静止♀   水色型♀  滋賀県高島市今津町深清水 2022/7/24
明け方の飛翔  大津市瀬田南大萱町 2022/8/6 早朝6時過ぎの撮影
産卵場所を捜す♀と追尾する♂2頭   産卵する♀(黄緑型♀)  長野県松本市 乗鞍高原めいまの池 2023/9/18 標高は約1454m。
木にとまって休むオオルリボシヤンマ♂  大津市瀬田大萱町 2023/9/24
  

ルリボシヤンマ♂   
 
26.ルリボシヤンマ(瑠璃星ヤンマ)
 体長約72〜88mm。9月に多い。近畿地方では高地に限られている。

1♂   各部拡大図   3♂   4♂  長野県松本市奈川 2022/9/27 白樺峠の池で撮影。9時過ぎには数羽のヤンマが飛んでいました。水辺を探雌飛翔するヤンマを捕獲して、調べてみました。
産卵  産卵場所を頻繁に変えていました。翅胸がはっきり見えず、オオルリボシヤンマもいるようなので、どちらかは不明です。
飛翔♂   飛翔2   飛翔3  長野県松本市奈川 白樺峠の池 2023/9/18
飛翔♂  長野県松本市奈川 白樺峠の池 2023/9/19 標高は約1620m。
 

ギンヤンマ   
 
27.ギンヤンマ(銀ヤンマ)
 体長約74〜82mm。6〜9月に多い。

ギンヤンマの連結産卵  大津市一里山 2020/7/19
連結産卵  大津市一里山 2020/8/3
連結産卵  大津市瀬田南大萱町 2020/8/13
羽化したての♀   2♀  大津市一里山 2020/9/16 
連結産卵   大津市瀬田南大萱町 2021/7/24
♀の単独産卵  大津市瀬田南大萱町 2021/8/2 めずらしく♀が単独で産卵していました。 
♂の飛翔  大津市瀬田南大萱町 2021/9/13
ヨシにとまったギンヤンマ♂   大津市一里山 2021/10/8
 

クロスジギンヤンマ♂   
 
28.クロスジギンヤンマ(黒筋銀ヤンマ)
 体長約71〜81mm。5〜6月に多い。

クロスジギンヤンマの羽化殻(うかかく)  大津市瀬田南大萱町 2021/4/14, 25 採集
クロスジギンヤンマ♂の飛翔    大津市瀬田南大萱町 2021/5/6 小さい池で摂食のため飛翔していました。
クロスジギンヤンマ♀の産卵   大津市瀬田南大萱町 2021/5/9 ♂が池の縁に沿って飛翔し、♀を見つけると上空でごく短時間交尾した後、♀が単独で産卵していました。
産卵   産卵2   飛翔   飛翔2  大津市瀬田南大萱町 2021/5/14
産卵  大津市瀬田南大萱町 2023/5/27
探雌飛翔   大津市瀬田南大萱町 2024/5/2
 

サラサヤンマ♀   
 
29.サラサヤンマ(更紗ヤンマ)
 体長約58〜68mm。5月下旬〜6月中旬に多い。日本固有種。

サラサヤンマ♀羽化の最終段階・まだ翅は閉じている   肛門水を出す   翅を開く   大津市一里山 2021/4/24 肛門水(羽化の時余分になった体内の水分を排出)を出してから、15分ほどで飛び立ちました。
枝にとまった♂   2♂  大津市一里山 2021/5/14 一定の範囲を縄張り飛翔していました。
縄張り飛翔♂   2♂   3♂  大津市一里山 2021/5/15 
飛翔   2♂      止まりもの   サラサヤンマのお腹   16   17   18  大津市瀬田南大萱町 2021/6/5
枝どまり♀   その2♀  大津市一里山 2023/5/27 採餌で飛翔していた♀が枝にとまりました。 
 

アオヤンマ♂   
 
30.アオヤンマ(青ヤンマ)
 体長約67〜78mm。5月下旬〜6月に多い。環境省 準絶滅危惧。

アオヤンマ飛翔♂  探雌飛翔2     大津市瀬田南大萱町 2021/7/19 ガマ(蒲)が繁茂している水路に沿って、♂はゆっくり飛翔し♀を探しています。
1♂   大津市瀬田南大萱町 2021/7/19 水路のそばのラクウショウ(落羽松)で休憩。
1♂ 大津市瀬田南大萱町 2021/7/20 水路の草の中に入り込むと、保護色となって見つけるのはとても難しい。 
ガマの中の♂ 交尾し草むらへ     交尾を終え♀は産卵へ  大津市瀬田南大萱町 2021/7/29 突然バサバサと音が、♂が♀と交尾し草むらに。追いかけたのでラクウショウの枝へ。交尾を終えた♀はすぐ近くの水路で産卵しました。
別の♂  7/29 交尾していた時、同じラクウショウの林の中に単独でいた別の♂。
1♂  大津市瀬田南大萱町 2021/7/30 
ガマの中を探雌飛翔する♂  大津市瀬田南大萱町 2021/8/4 
1♂  大津市瀬田南大萱町 2022/7/13
草むらで休むアオヤンマ  大津市瀬田南大萱町 2023/7/15
 

ネアカヨシヤンマ♀   
 
31.ネアカヨシヤンマ(根赤葭ヤンマ)
 体長約77〜91mm。7月に多い。環境省 準絶滅危惧。

ネアカヨシヤンマ産卵 大津市瀬田南大萱町 2021/7/25 中央にいます! 産卵場所を探して、ゆっくり低く飛んでいました。 
ネアカヨシヤンマ♀飛翔  大津市瀬田南大萱町 2021/8/1 ガマが繁茂している水路を、産卵場所を探してゆっくり飛翔していました。中に入り込むと見つけられません。コオニヤンマと同じ位の大きさです。  
産卵1    大津市瀬田南大萱町 2021/8/6 ガマが繁茂している水路の中に入って、産卵していました。腹の先端にある尾毛(びもう)を立てて産卵していました。
たそがれ飛翔していたネアカヨシヤンマ♂ 大津市瀬田南大萱町 2022/8/2 捕獲された個体を撮影させて頂きました。 
産卵するネアカヨシヤンマ 大津市一里山 2023/7/3
朽木に産卵するネアカヨシヤンマ  YouTube  動画  大津市瀬田南大萱町 2023/7/15
    
    

    ミルンヤンマ♂   
 
32.ミルンヤンマ(ミルンヤンマ)
 体長約65〜79mm。8月下旬〜9月に多い。日本固有種。

枝にとまった♂     大津市一里山 2021/9/10 
ミルンヤンマのヤゴ 大津市膳所池ノ内町 2023/5/2 源流域にいました。
 

マルタンヤンマ♀    
 
33.マルタンヤンマ(マルタンヤンマ)
 体長約73〜82mm。7月〜8月に多い。マルタンは、フランスのトンボ学者。

産卵場所を捜して飛翔 草にもぐって 産卵 ♀翅は褐色で目立ちました 大津市瀬田南大萱町 2022/7/13 アオヤンマと同じ場所で飛翔していました。撮影は、11:40〜12:20 。 
明け方の飛翔♀ 産卵 大津市瀬田南大萱町 2022/8/3 am6:10〜6:40、飛翔と産卵。
 

ヤブヤンマ♀    
 
34.ヤブヤンマ(藪ヤンマ)
 体長約80〜92mm。山地の林に囲まれた池に見られる。7月〜8月に多い。

♂飛翔 草津市 2022/7/28  
♀飛翔 池のまわりの土に産卵 苔に産卵 朽ちた木に産卵 草津市 2022/8/15
YouTube ヤブヤンマの産卵  草津市 2022/8/15 
 

   
  
35.コシボソヤンマ

36.オオギンヤンマ     滋賀県では、2010年代の記録なし。

マダラヤンマ♂    
  
番外.マダラヤンマ(斑ヤンマ)
 体長約64〜71mmとヤンマでは小型。北海道から北陸にかけて生息。滋賀県では記録がない。環境省準絶滅危惧。

1♂   2♂   3♂   飛翔  長野県上田市 2022/9/25 ヤンマなのに、よく植物にとまります。

   

ムカシヤンマ科


ムカシヤンマ♂   
 
37.ムカシヤンマ(昔ヤンマ)
 体長約63〜72mm。5月下旬〜6月中旬に多い。日本固有種。

ムカシヤンマ♀羽化の最終段階   まだ翅を閉じている   翅を開く   体に色が付いて来ました   肛門水(余分な水分を排出)を出す  大津市一里山 2021/4/23 まったく動かないので、飛び立ちを待つことをあきらめました。
YouTube 羽化直後のムカシヤンマ 
ムカシヤンマの羽化殻 (うかかく) 
ムカシヤンマ未成熟♂    大津市一里山 2021/4/27
ムカシヤンマ♂   大津市瀬田南大萱町 2021/5/9
ムカシヤンマ♀    虫を捕獲  大津市一里山 2021/5/9
ムカシヤンマ♂   大津市一里山 2021/5/26
1♀   2♀   なぜか人にも良くとまります  大津市上田上桐生町 2021/6/9 この日はよくムカシヤンマに出会いました。
 

オニヤンマ科


    オニヤンマ♀    
 
38.オニヤンマ(鬼ヤンマ)
 体長♂約90〜103mm、♀約98〜114mm。7〜8月に多い。日本最大のトンボ。

1♀  産卵弁 滋賀県高島市朽木 2011/9/14 長い産卵弁があります。
1♀ 滋賀県大津市石山千町 2020/8/29 分かりにくいが長い産卵弁があります。
1♂   大津市瀬田南大萱町 2021/8/28
1♂   大津市瀬田南大萱町 2021/9/5
 

サナエトンボ科


ウチワヤンマ♀   
 
39.ウチワヤンマ(団扇ヤンマ)
 体長約76〜84mm。6月下旬〜7月に多い。腹部ウチワ状の広がりの中に黄色部がある。

1♂   2♂  滋賀県高島市今津町深清水 2010/7/25
1♀  大津市一里山 2020/7/27 ♂と♀の違いは、腹部第1節から第3節のふくらみが違う。
1♀ 大津市一里山 2020/8/3 
1♂  大津市一里山 2021/6/23 ここでは、今季6/20に初認されています。
ウチワヤンマと羽化殻♂  滋賀県高島市勝野 2022/7/25 羽化は夜中だそうです。
 

タイワンウチワヤンマ♂   
 
40.タイワンウチワヤンマ(台湾団扇ヤンマ)
 体長約73〜77mm。8月〜9月前半に多い。

1♂   大津市一里山 2020/7/31
1♂ 大津市一里山 2020/8/7 ウチワヤンマより少し小さい。
1♂ 大津市一里山 2020/8/20 
1♂ 大津市瀬田南大萱町 2021/8/2
 

コオニヤンマ   
 
41.コオニヤンマ(小鬼ヤンマ)
 体長約78〜92mm。7月〜8月に多い。

 大津市石山千町 2020/8/29
1♂   大津市上田上桐生町 2021/6/9 渓流の主のように大きな石の上にいました。
羽化したてのコオニヤンマ   羽化殻  兵庫県 2021/6/22 グンバイトンボがいた小川にいました。
1♀  大津市一里山 2021/6/23 
後肢がひじょうに長い♂   2♀  大津市上田上桐生町 2021/6/28
木道にいたコオニヤンマ   突然飛翔しシオカラトンボを捕獲  大津市一里山 2021/7/5
1♂  大津市上田上桐生町 2021/9/1 ねらう獲物はミツバチ?
 

オナガサナエ♂   
 
42.オナガサナエ(尾長早苗)
 体長約58〜66mm。7月下旬〜8月中旬に多い。日本固有種。

1♂       逆立ち  大津市上田上桐生町 2021/7/12 他 
1♂  大津市上田上桐生町 2021/9/1 
ひん死状態だった♀   2♀  大津市唐橋町 瀬田川 2023/7/23 持って来てもらい撮影しました。

  

アオサナエ   
 
43.アオサナエ(青早苗)
 体長約55〜62mm。5月下旬〜6月上旬に多い。日本固有種。

アオサナエ♂   後ろから   正面顔  大津市一里山 2021/5/23
アオサナエ♂    大津市上田上桐生町 2021/5/28
アオサナエ♂   大津市上田上桐生町 2021/5/31 
アオサナエ♂  大津市上田上桐生町 2021/6/2
1♂  大津市枝 2021/6/2
アオサナエ♀    大津市上田上桐生町 2021/7/2 ♀は川から少し離れた場所にいました。
アオサナエ♂  大津市平津 瀬田川右岸 2023/5/18 何頭か数は多くはありませんがいました。
 

クロサナエ   
 
44.クロサナエ(黒早苗)
 体長約40〜49mm。河川源流域に生息。5月中旬〜6月初めに多い。ダビドサナエによく似る。日本固有種。

テネラルなクロサナエが3頭   左上が♀と羽化殻・右下が♂   東近江市 2022/5/18 
未成熟♀   未成熟♀背中  
未成熟♂とクロサナエの特徴   未成熟♂1   未成熟♂2  大津市膳所池ノ内町 2023/4/20
未成熟♀   未成熟♀2  大津市膳所池ノ内町 2023/4/28
クロサナエの打空放卵か   岩に降りる  大津市膳所池ノ内町 2023/5/4 低空をゆっくり飛翔していました。
クロサナエ♂   大津市膳所池ノ内町 2023/5/9 

  

ダビドサナエ   
 
45.ダビドサナエ(だびど早苗)
 体長約42〜49mm。河川上〜中流域に生息。5月〜6月初めに多い。翅胸前面の黄状は逆「八」の字型。日本固有種。ダビドはフランス人の生物学者の名前に由来する。

未熟♀  大津市上田上桐生町 2022/4/28 渓流の石の上にいました。
♂腹部10節の側面が張りだす   左右の首の付け根に黄斑♂   正面顔♂   大顎基部に黄斑・前肢の基節に黄斑  大津市葛川坂下町 2022/5/23
渓流の草に♂   渓流の岩に♂  大津市葛川坂下町 2022/6/20
採餌中に枝で休憩♂  大津市膳所池ノ内町 2023/4/20 渓流に発生している小さな虫を食べに来ていました。 
ダビドサナエ♂  大津市膳所池ノ内町 2023/4/28 
ダビドサナエ♀  大津市膳所池ノ内町 2023/5/2 クロサナエによく似ている。青矢印の頭部大顎側面と、前脚基部に黄斑がある。

  

ヒラサナエ   
 
46.ヒラサナエ(比良早苗)・モイワサナエの亜種
 体長約35〜46mm。5月〜6月に多い。ダビドサナエによく似る。日本固有種のモイワサナエの亜種で、富山県から岡山県にかけて分布する。

  ♂尾部上付属器はくぎ抜き状   ♂が2頭  高島市今津町深清水 2022/6/3 
   高島市今津町深清水 2022/6/4 
翅胸側面の黒条が2本のヒラサナエ♂?  2022/6/3 あなたはだれ?
♀背面   大顎基部に黄斑はない♀   ♀産卵弁  高島市今津町深清水 2022/6/25

  

ヒメクロサナエ   
 
47.ヒメクロサナエ(姫黒早苗)
 体長約39〜45mm。河川源流域に生息。5月下旬〜6月に多い。翅胸前面の黄状は逆「八」の字型。日本固有種。

未熟♂   翅胸前面に八の字とT字の黄斑  東近江市 2022/5/10 
未熟♂と尾部上付属器拡大図  大津市膳所池ノ内町 2023/4/20 
未熟♀と産卵弁拡大図   ヒメクロサナエ♀とクロサナエ♀腹部背面比較   ヒメクロサナエ♀とクロサナエ♀の前面比較  大津市膳所池ノ内町 2023/4/28 源流域でたくさんのヒメクロサナエが羽化していました。また、同じ場所で、ムカシトンボが産卵していました。
ヒメクロサナエの産卵  大津市膳所池ノ内町 2023/5/4 源流域の岸辺で産卵していました。 
ヒメクロサナエ♀   大津市膳所池ノ内町 2023/5/9 
枝からおりてきたヒメクロサナエ♀   大津市膳所池ノ内町 2023/5/10 産卵ねらいで通ったのですが。

  

オジロサナエ   
 
48.オジロサナエ(尾白早苗)
 体長約41〜46mm。河川源流域に生息。7月下旬〜8月に多い。日本固有種。

1♂   大津市上田上桐生町 2021/6/9 羽化したてで翅が光って分かりにくいのですが、翅胸にはY字状の黒状
1♀   大津市上田上桐生町 2021/7/2 羽化したて
♂尾部上付属器は白い  大津市上田上桐生町 2022/6/10 この日は3頭のオジロサナエを見ました。
羽化殻のそばにいるオジロサナエ♂  大津市上田上桐生町 2022/6/17 

  

タベサナエ   
 
49.タベサナエ(田部早苗)
 体長約41〜46mm。5月に多い。前肩条はない。♂の副性器は大きい。♂尾部上付属器上部の突起がある。タベは発見者の名前に由来。環境省 準絶滅危惧。

1♂   大津市上田上桐生町 2021/5/28
1♀    大津市上田上桐生町 2021/6/2
1♀  大津市上田上桐生町 2021/6/9 
1♀   2♀   3♂  大津市上田上桐生町 2021/6/11
タベサナエの直立型羽化   羽化2   羽化3  大津市上田上桐生町 2022/4/13 
タベサナエ♂の特徴   ♂尾部上付属器上部に突起   ♀の特徴・産卵弁   タベサナエ羽化殻   
1♂  大津市上田上桐生町 2022/4/30 
♀の産卵飛翔   ♀の産卵弁  大津市上田上桐生町 2022/5/20 翅胸側面の黒条は、オグマサナエ・コサナエとそっくりです。
 高島市今津町深清水 2022/6/25
♂副性器が大きい   羽化したばかり  大津市上田上桐生町 2023/4/4 気温23℃で10頭ほどが高い木の枝に飛んで行きました。
たくさん羽化していました   直立型羽化  大津市上田上桐生町 2023/4/10  

  

オグマサナエ   
 
50.オグマサナエ(小熊早苗)
 体長約43〜50mm。5月に多い。日本固有種。環境省準絶滅危惧。昆虫学者の小熊 捍(おぐままもる)にちなむ。

1未熟♀   2♀   3背中♀   4未熟♂  草津市追分7丁目 2021/4/8 羽化したばかりで、翅がひかり波打っています。
1正面顔   2正面顔  草津市追分7丁目 2021/4/9 サナエトンボは、複眼が離れています。
翅胸♂  ♀の腹部第10節が長い ♂尾部上付属器に突起 草津市追分7丁目 2021/4/12 識別が出来なかったので、識別ポイントをまとめてみました。突起はとても分かりずらいです。
  成熟♂  大津市国分二丁目 2021/4/30
 大津市一里山 2021/5/24 ここではフタスジサナエが多いが、1匹だけオグマサナエがいました。
 大津市上田上桐生町 2021/5/28

  ♀産卵弁  草津市追分7丁目 2022/4/17 産卵弁は深く切れ込んでいる。
オグマサナエ羽化殻
オグマサナエ♀が産卵弁から排卵  大津市国分二丁目 2022/5/15 川のそばの草むらにいたオグマサナエです。同一個体です。
 

コサナエ♀   
 
51.コサナエ(小早苗)
 体長約39〜47mm。4月下旬〜6月下旬。前肩条はあるが無い個体もある。♂尾部上付属器上部の突起はない個体と、痕跡的にある個体がある。日本固有種。

1♂    大津市瀬田南大萱町 2021/5/14 小さいです。前肩条がないのでタベサナエと思っていましたが、副性器は大きくないのでコサナエに訂正しました。
♂A    ♂背中  大津市上田上桐生町 2021/6/2 翅の1枚が欠損している個体。
♂B  
♀C   
♀D  
コサナエ交尾   コサナエ交尾2  大津市上田上桐生町 2021/6/9 この♂には前肩条がありませんでした。

前肩条が無いコサナエ♂   体長約39mm  大津市上田上桐生町 2022/4/18 前肩条がないのでタベサナエに似るが、小さく、副性器が大きくないので、コサナエと判断しました。
コサナエ羽化殻
コサナエ♂尾部上付属器上部の突起  コサナエ♀産卵弁  大津市上田上桐生町 2022/4/19
コサナエ♂♀連結  大津市上田上桐生町 2022/4/30  
1♂  大津市上田上桐生町 2022/5/6 オグマサナエとタベサナエの3種が同じ場所で混生しています。
前肩条が無いコサナエ♂  高島市今津町深清水 2022/6/25
前肩条が有り尾部上付属器に突起がある   前肩条がわずかで尾部上付属器の突起は痕跡  大津市上田上桐生町 2023/4/22 ここのコサナエは体長が40mmほどです。混生しているタベサナエは45mmくらいです。

  

フタスジサナエ   
 
52.フタスジサナエ(二条早苗)
 体長約43〜48mm。5月に多い。日本固有種。環境省準絶滅危惧。翅胸側面に2本の黒条がある。

1未熟♀    大津市一里山 2021/4/11 羽化したばかりの個体。
1未熟♂    草津市追分7丁目 2021/4/15 オグマサナエがいた同じ場所に、フタスジサナエも居ました。
1♂   2♂  大津市一里山 2021/4/19 翅胸第一側縫線に沿う黒条が中ほどで途切れる個体。
1♂  大津市一里山 2021/4/22
成熟した♂   大津市一里山 2021/4/27 眼がブルーです。
ホバリングしながら産卵   大津市一里山 2021/5/18 

羽化してすぐの♀   ♀の産卵弁  大津市一里山 2022/4/16 羽化したてで翅がキラキラしていました。♀の産卵弁は、長さの半分程度まで切れ込む。
未熟♂  ♂の背中  大津市一里山 2022/4/20
池の水辺の草むらで産卵  大津市一里山 2022/5/27
 

オオサカサナエ♂   
 
53.オオサカサナエ(大阪早苗)
 体長約56〜63mm。8月に多い。環境省 絶滅危惧U類。

1♂識別ポイント  メガネサナエとよく似ている。
   高島市勝野 2021/8/26 
オオサカサナエとメガネサナエの羽化殻  滋賀県高島市勝野 2021/7/27採集 同定方法は下唇側片の重なりで判断した。メガネサナエは重なり、オオサカサナエは重ならない。
YouTube  オオサカサナエの羽化(直立型)  高島市勝野 2022/7/25
翅が伸びた後、肛門水という不要な水分を放出  ⇒その後、翅を開く

  

メガネサナエ♂   
 
54.メガネサナエ(眼鏡早苗)
 体長約63〜68mm。8月に多い。日本固有種。環境省 絶滅危惧U類。

1♂識別ポイント  オオサカサナエと胸の模様は同じで、よく似ています。大きさは、メガネサナエ>オオサカサナエ。
     滋賀県高島市勝野 2021/8/26 岸辺に一定の間隔でたくさん居ました。
岸辺で縄張り占有する♂   2♂   湖畔の松で休む♀  高島市勝野 2021/10/4 個体数はずいぶん減りました。
メガネサナエの羽化♂   2♂  高島市勝野 2022/7/25 

  

ホンサナエ♂   
 
55.ホンサナエ(本早苗)
 体長約48〜52mm。5月中旬〜下旬に多い。日本固有種。

1♂    大津市大石淀 2021/5/6 一定の距離をたもって♂数羽がおり、縄張りを守っていました。
1♂  大津市曽束 2021/5/6
河原のホンサナエ♂   2♂  大津市石居 2021/5/10
1♂   2♂  大津市黒津 瀬田川左岸 2023/5/17
1♂   2♂  大津市平津 瀬田川右岸 2023/5/18 30℃と真夏日となり、数多くのホンサナエを見ることができました。

  

ヤマサナエ   
 
56.ヤマサナエ(山早苗)
 体長約63〜69mm。5月〜6月に多い。日本固有種。

1♀   滋賀県高島市朽木柏 2020/5/29 ムカシヤンマを捕食していました。
1♀   アブを捕食   大津市国分二丁目 2021/5/4
1♂   2♂  大津市上田上桐生町 2021/5/28
1♂     若い個体  大津市上田上桐生町 2021/5/31
1♂  大津市上田上桐生町 2021/6/9 水辺にいました。
1♂  大津市上田上桐生町 2022/4/30 
ヤマサナエ♀と産卵弁(短い)   滋賀県竜王町山面 2022/6/13 
たくさん羽化していたヤマサナエ♀  大津市上田上桐生町 2023/4/27 他にはコサナエやオグマサナエも羽化していました。

  

57.ミヤマサナエ

58.キイロサナエ

59.ナゴヤサナエ     滋賀県では、2010年代の記録なし。

60.ヒメサナエ

エゾトンボ科


トラフトンボ   
 
61.トラフトンボ(虎斑蜻蛉)
 体長約50〜58mm。5月に多い。

1♂   大津市一里山 2021/5/18 大きな池の中央で水面近くを飛んでいました。距離があり、証拠写真しか撮れませんでした。
1♂   大津市上田上 2024/5/4 ため池を探雌飛翔していました。突然、飛翔しながら交尾態となりそのまま舞い上がって、飛んで行きました。

  

タカネトンボ   
 
62.タカネトンボ(高嶺蜻蛉)
 体長約54〜64mm。7月下旬〜8月に多い。環境省 絶滅危惧U類。

1未成熟♂     大津市瀬田南大萱町 2021/7/25 水がしみ出している小さな水溜りかそこからの溝で、羽化したと思われます。

  

63.ハネビロエゾトンボ

64.エゾトンボ

ヤマトンボ科


オオヤマトンボ   
 
65.オオヤマトンボ(大山蜻蛉)
 体長約80〜90mm。7月に多い。

1♂  大津市一里山 2021/5/18 大きな池でオオヤマトンボ♂が岸に沿って♀を探して飛翔しています。
1♂  大津市一里山 2021/5/23
1♂   顔面に2本の黄色条♂  大津市千町三丁目 2021/5/29
1♀   顔面に2本の黄色条♀   顔面・羽化殻  大津市真野 県営春日山公園 2022/6/1 絶命していた個体を拾われて、持って来て頂きました。羽化殻は2022/5 瀬田公園で採集したもの。

  

コヤマトンボ   
 
66.コヤマトンボ(小山蜻蛉)
 体長約70〜80mm。5〜6月に多い。

1♂   大津市上田上桐生町 2023/5/16 ため池を飛翔しているコヤマトンボを捕獲してもらい、撮影しました。
顔面の黄色条は1本  よく似ているオオヤマトンボは2本。
羽化したが片方の翅がくっついている♂   コヤマトンボ♂と羽化殻   3♂  大津市平津 瀬田川右岸 2023/5/18 密着していた翅を離してやりました。

  

67.キイロヤマトンボ

 
 脚注


 ※1.「滋賀県のトンボ(2010年代)琵琶湖博物館研究調査報告30号2018年3月」による。ただし種の配列は順不同。
 トンボの体長や出現期については、「近畿のトンボ図鑑 ミナミヤンマ・クラブ」 を参考とした。

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