スズメ目・ヒタキ科(その2)・ヒタキ科(その1)

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全長で小さい鳥~大きい鳥の順

<--ヒタキ科コンヒタキ属-->
コンヒタキの画像  
 
コンヒタキ(紺鶲) white-tailed robin, white-tailed blue robin
  台湾台中 山岳部 2014/8/12
 スズメ目ヒタキ科コンヒタキ属。全長約17cm。ヒマラヤ、東南アジア、中国南部などと台湾に生息する
。日本では1997年に長崎県男女群島で記録があるが、日本鳥類目録7版では検討中の種とされています。
 ⇒  雌。雄は全身が紺光沢がある黒色。全長17cmでオオルリ(全長16.5cm)より少し大きいです。外側尾羽の基部に白斑がある。
 ⇒ 台湾名は「白尾鴝」で、500m~2,500mに生息する留鳥で台湾固有亜種。
 ⇒※ タイのコンヒタキ♂ 
 

<--ヒタキ科サメビタキ属-->
ミヤマヒタキの写真  
 
ミヤマヒタキ(深山鶲) ferruginous flycatcher
  鹿児島県トカラ列島平島 2014/4/19
 スズメ目ヒタキ科。全長約12.5cm。日本では迷鳥。中国中央部や南部・ヒマラヤなどで繁殖し、フィリピンやインドネシアなどで越冬する。台湾の高山では留鳥。

 ⇒ 2014/4/19 同じ場所に帰ってきます。
 ⇒   2014/4/20 平島の最終日、早朝に写しました。
 
コサメビタキの写真
 
コサメビタキ(小鮫鶲) asian brown flycatcher, brown flycatcher
  長野県戸隠村戸隠森林植物園 2004/5/4
 スズメ目ヒタキ科。全長約13cm。シベリア南部や朝鮮半島などで繁殖し、インド・東南アジアなどで越冬する。日本では、北海道~九州の平地や低山ですむ夏鳥。
 ⇒ 巣作りのためにか、コケを運んでいました。大きなくりっとした目がかわいい。
 ⇒ 北海道虻田町ニセコ 2004/08/18
 ⇒ 大阪市 大阪城公園 2006/10/21
 ⇒ 長野県 戸隠森林植物園 2009/6/27
 ⇒ 石川県舳倉島 2011/4/24
 ⇒ マレーシア ボルネオ島 キナバル公園 2015/1/29 越冬地。
 ⇒ タイ ケーンクラチャン国立公園 2016/4/12
 
サメビタキの写真
 
サメビタキ(鮫鶲) dark-sided flycatcher, sooty flycatcher
  大阪市 大阪城公園 2006/10/14
 スズメ目ヒタキ科。全長約13.5cm。本州中部以北の亜高山の針葉樹林帯で繁殖する夏鳥。
 ⇒ ①アイリングは明瞭。②三列風切外縁と大雨覆先端は淡赤褐色。
 ⇒ 城壁の岩にあけられた穴に溜まった水を、飲んでいました。
 ⇒ 大阪市 大阪城公園 2006/10/21 
 ⇒ 北海道大雪山旭岳ロープウェイ山麓駅 2007/7/3 高い木の上にいました。
 ⇒ 長野県戸隠森林植物園 2011/6/7 すぐ飛んでいってこの写真だけです。サメビタキだと思うのですが?
 ⇒  石川県輪島市 舳倉島 2012/5/13
 
  
 
ムナフヒタキ(胸斑鶲) Spotted Flycatcher 
 ケニヤ バリンゴ湖 2016/12/3
  スズメ目ヒタキ科。全長約14cm。ヨーロッパからバイカル湖の広い範囲に分布し、サハラ砂漠以南で越冬する。日本では迷鳥として、舳倉島で観察されている。
 ⇒  ナクル湖 2016/12/4 9月後半から4月に渡って来て、普通に広範囲に見られるようです。
 
エゾビタキの写真
 
エゾビタキ(蝦夷鶲) grey-streaked flycatcher, grey-spotted flycatcher
  千葉県習志野市谷津干潟 2004/9/12
スズメ目ヒタキ科(ヒタキ亜科)の鳥。全長14.5センチメートル。旅鳥として春秋に全国に飛来する。

 谷津干潟淡水池横の木の上で、長時間フライングキャチを繰り返していました。
  ⇒
  神奈川県秦野市弘法山公園権現山 2004/09/25
  ⇒ 東京都江戸川区葛西臨海公園 2004/10/24
  ⇒ 神奈川県秦野市弘法山公園 2005/10/15
  ⇒  大阪市 大阪城公園 2006/10/14 
  ⇒ マレーシア ボルネオ島 セピロク 2015/1/27  越冬地。
 

<--ヒタキ科キビタキ属-->
オジロビタキの写真 オジロビタキ(尾白鶲) taiga flycatcher 学名 Ficedula albicilla
  東京都府中市多摩霊園  2006/3/12
 スズメ目ヒタキ科。全長約11.5cm。数少ない旅鳥または冬鳥として渡来する。尾は黒く外側尾羽の基部が白い。
ユーラシア大陸の東部に分布し、①嘴は黒い(肉食はあっても基部くらい)。②メスの喉は青白く、胸は暗色。③オスの喉の橙色は小さく胸はグレイ。④上尾筒が黒色などの特徴がある。

 野鳥の会東京支部の探鳥会で見ることができ、手持ちのカメラでなんとか証拠写真を撮りました。かなり長い期間ここに居るようですが、そろそろ旅立ちの時期かな。 
 ⇒ 東京都多摩霊園 2006/3/26 東京で最後の鳥見になりました。いろいろと皆さんにお世話になり、ありがとうございました。これからも、関西の野鳥を主として、発信していければと考えています。
 ⇒ メス3   兵庫県伊丹市 2007/01/21 ロウバイの木にもとまるのですが、どうしても枝がかぶりました。
 ⇒ 5♂     8♀  石川県輪島市 舳倉島 2012/5/12 オスとメス番いでいました。海岸で発生する小さな虫をフライングキャッチしていました。
 ⇒※ タイのオジロビタキ 2016/1/19 他
 
ニシオジロビタキ  
 
ニシオジロビタキ(西尾白鶲) red-breasted flycatcher 学名 Ficedula parva
 ニシオジロビタキはユーラシア大陸の西部に分布しているという。①下嘴が肉色。②メスの胸は淡いバフ色。③オスの喉の橙色は大きい。④上尾筒が濃茶褐色などの特徴がある。日本鳥類目録改訂第7版では、ニシオジロビタキは検討種となっている。
 ⇒ 2♂    徳島市 徳島中央公園 2006/12/29
 ⇒ オス5    徳島市 徳島中央公園 2007/2/18 
 ⇒ オス8   兵庫県明石市明石公園 2009/1/12 9は自然の木です。ルリビタキ♂と場所取りをしていました。
 ⇒ 10   11  愛知県知多郡東浦郡 乾坤院(けんこんいん) 2012/1/11 ♂
 ⇒ 12   13   14  兵庫県加東市 播磨中央公園 2015/1/10 ♂
  
ムギマキの写真
 
ムギマキ(麦蒔) mugimaki flycatcher
  大阪市 大阪城公園 2006/10/21
 スズメ目ヒタキ科。全長約13cm。数少ない旅鳥として飛来する。
 ⇒  オス。ハルニレの実を食べに来ていました。
 ⇒    神戸市北区 菊水山 2007/11/3 オスの若鳥のようです。
 ⇒ 石川県舳倉島 2008/5/5
 ⇒  10   11  石川県舳倉島 2012/5/11 たくさん居ました。 
 ⇒ 12  マレーシア ボルネオ島 キナバル公園 2015/1/29  越冬地。
 ⇒ 13   14  石川県舳倉島 2015/5/3 ♂。 
 
マミジロキビタキの写真 
 
マミジロキビタキ(眉白黄鶲) yellow-rumped flycatcher
  石川県輪島市 舳倉島 2012/5/12
 スズメ目ヒタキ科。全長約13cm。ロシア沿海州や朝鮮半島などで繁殖し、東南アジアなどで越冬する。数少ない旅鳥として、主に日本海側に渡来する。
 ⇒ ♂
 ⇒ 2012/5/11 ♀ 若い個体?
 ⇒  2012/5/13 ♀、胸は黄白色。英名の通り、メスも腰が黄色い。 
 
マミジロキビタキの写真 キビタキ(黄鶲) narcissus flycatcher
  北海道岩見沢市利根別自然公園  2004/6/11
 スズメ目ヒタキ科。全長約13.5cm。全国の山の広葉樹林に渡来する夏鳥。頭から尾羽までの上面は黒色で、喉は黄橙色。
 ⇒ オス 
 ⇒ 巣作りのためにか、メスだけがコケを運んでいました。
 ⇒ 山梨県山中湖村大洞の水 2004/7/24 
 ⇒ 幼鳥(間違っているかも?)山梨県山中湖村 2004/7/24
 ⇒  長野県軽井沢野鳥の森 2005/05/06
 ⇒ オス  メス 神奈川県秦野市 2005/10/15 
 ⇒ 10  長野県戸隠森林植物園 2006/7/14  
 ⇒ 11  大阪市 大阪城公園 2006/10/21  メス
 ⇒ 12  長野県松本市上高地 2007/5/13
 ⇒ 13  石川県舳倉島 2008/5/3
 ⇒ 14  長野県岡谷市 塩嶺御野立公園 2009/5/25
 ⇒ 15  長野県戸隠森林植物園 2010/5/16
 ⇒ 16   17   18♀  石川県舳倉島 2011/4/25 ようやく海岸までたどり着いた♂。
 ⇒ 19   20  長野県戸隠森林植物園 2011/6/7 画像19はお母さんの撮影。
 ⇒ 21  石川県舳倉島 2011/10/17 ♀
 ⇒ 22  鹿児島県トカラ列島平島 2014/4/16 平島でこの週に、一番数が多かった鳥です。 
 ⇒ 23  鹿児島県トカラ列島平島 2014/4/19 最初見た時、珍鳥か??と思わず思いました・・・が。 普通のキビタキで、この個体はこの時期にしては換羽が遅れており、第一回冬羽といっても良いそうです。
 ⇒ 24   25  滋賀県 2016/10/7 秋の渡り、南に向かう夏鳥。
 ⇒ 26  鹿児島県トカラ列島平島 2017/4/23 ♀の第一回夏羽か。  
 ⇒ 27  石川県輪島市 舳倉島 2017/5/1
 ⇒ 28  石川県白山市 2019/4/27 ♂
 ⇒ 29  滋賀県高島市朽木 2020/6/3 新型コロナで施設などが閉鎖されていましたが、ようやく6/1から開放されました。

リュウキュウキビタキ(琉球黄鶲) ryukyu narcissus flycatcher
 キビタキは夏鳥だが、南西諸島に留鳥として生息する亜種。環境省レッドリスト 情報不足。
 ⇒  沖縄県宮古島 大野山林 2007/5/18 オス 頭から背、肩羽が緑色がかった黒。喉は黄色。
 ⇒ 喉に橙色がかかっている謎のキビタキです。
    お母さんが撮影した謎のキビタキ
 ⇒  奄美自然観察の森 2008/4/26 オスも居ましたが、撮影できたのはメスだけでした。
 

キムネビタキの写真  
 
キムネビタキ(黄胸鶲) green-backed flycatcher
  静岡県浜松市  2016/7/21
 スズメ目ヒタキ科。全長約13~13.5cm。中国東北部の河北省で繁殖し,タイやマレー半島で越冬する。日本では、2006年5月松江市で標識放鳥されており、2014年5月舳倉島で記録されている。日本鳥類目録改訂第7版では検討種となっている。

 ⇒  キムネビタキ♀か?、換羽中でした。リュウキュウキビタキ♀説もありましたが??。
 

<--ヒタキ科オオルリ属-->
オオルリの写真   オオルリ(大瑠璃) blue-and-white flycacher
  札幌市丸山自然遊歩道 2004/5/9
 スズメ目ヒタキ科。全長約16.5cm。夏鳥として渡来。渓流沿いの林を好み、昆虫などをフライングキャチする。
 ⇒
 ⇒  オスの若鳥 山梨県山中湖村大洞の水 2004/7/24
 ⇒  キビタキなどより一回り大きかったので、メスではないかと思います。 大洞の水 2004/8/7
 ⇒   長野県軽井沢野鳥の森 2005/05/06
 ⇒ 10  大阪市 大阪城公園 2006/10/14 オスの若鳥  
 ⇒ 11  岐阜県高山市 新穂高ロープウェイの駐車場 2007/5/12
 ⇒ 12   13   14  鳥取県八頭町 八東ふる里の森 2007/7/20
 ⇒ 15  16   石川県輪島市舳倉島 2009/5/3、5/4 
 ⇒ 17  滋賀県湖西
 ⇒ 18♀   19♂   石川県輪島市舳倉島 2011/4/22、4/25
 ⇒ 20  鹿児島県トカラ列島平島 2014/4/15 
 ⇒ 21  石川県輪島市舳倉島 2019/4/28
 ⇒ 22  滋賀県高島市朽木 2020/6/3
 ⇒ 23   24   25  滋賀県草津市追分7丁目 2021/4/6 桜の開花宣言は例年より11日早かったのですが、オオルリが早くも到着しました。
 

<--ヒタキ科アイイロヒタキ属-->
ロクショウヒタキ  
 
ロクショウヒタキ(緑青鶲) Verditer Flycatcher   
 タイ ケーンクラチャン国立公園付近 2016/1/18
 スズメ目ヒタキ科。全長約15~17cm。迷鳥として、石垣島、甑島、与那国で観察記録がある。中国南部、東南アジアやインドなどに生息する。
 ⇒※ タイのロクショウヒタキのページへ。 
 

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