クチバシの先から尾羽の先までの長さ(全長)で小さい鳥〜大きい鳥の順
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シロガシラ(白頭) light-vented bulbul, chinese bulbul
沖縄県国頭村 2008/1/25 スズメ目ヒヨドリ科。全長約18.5cm。南部琉球に留鳥として分布。沖縄本島南部でも相当数が繁殖。雌雄同色。 ⇒ 2 3 沖縄県豊見城市 2008/1/26 農業被害が出ているそうで、ヒヨと同じように嫌われ者のようです。 ⇒ 4 沖縄県読谷村(よみたんそん)都屋 読谷村漁港 2012/3/19 ザトウクジラ見学で立ち寄った漁港に、綺麗でいろいろな声で鳴く鳥が居ました。 ⇒ ※ 台湾のシロガシラ |
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クロヒヨドリ(黒鵯) malagasy bulbul, black bulbul
台湾台北市文山区 萬慶公園 2014/3/21 スズメ目ヒヨドリ科。全長約20cm。雌雄同色。台湾、中国、ベトナム、マダガスカルなどに生息する。 2004年と2006年に与那国島で観察されており、日本鳥類目録7版で検討中の種とされている。 ⇒ 2 台湾 台中市和平区谷関温泉 2014/3/24 普通にたくさん居ました。台湾名は「紅嘴黒鵯」で、台湾固有亜種。 |
ヒヨドリ(鵯) brown-eared bulbul
当時住んでいた東京都杉並の自宅にて 2001/1 スズメ目ヒヨドリ科。全長約27.5cm。日本全土のほか、台湾に分布する。多くは留鳥で、4〜7月山地で繁殖し、秋冬には市街地にも来る。 ⇒ 幼鳥 2 2007/8/16 大津市の自宅付近 ⇒ 亜種リュウキュウヒヨドリ 宮古島市上野 2006/10/27 沖縄諸島、宮古島に生息。お腹全体が褐色で、日焼けしたヒヨドリの印象。 ⇒ 亜種アマミヒヨドリ 奄美自然観察の森 2008/4/26 奄美大島、徳之島に生息。背中と腹の褐色が、目立ちました。(お母さん撮影) ⇒ 亜種イシガキヒヨドリ 石垣島 2008/10/5 石垣島、西表島に生息。やっぱり日焼けしています。 ⇒ 亜種オガサワラヒヨドリ 東京都小笠原村母島 2012/7/13 南のヒヨはやっぱり色黒です。 |
セアカモズ(背赤百舌) red-backed shrike
香川県まんのう町 満濃池 2007/2/17 セアカモズは全長16〜18cmで、ヨーロッパや西アジアに生息している。オスの頭部は灰色で、背中は明るい褐色。喉から腹部は白い。尾羽は根元が灰色で先は黒い。 お正月から話題となっていた香川の謎モズは、尾羽が茶色で、セアカモズのオス・若鳥のようです。ウィキペディア(フリー百科事典)の英語版によると、メスと若鳥の尾羽は、上部が褐色で下部が淡い黄褐色とあります。成長が待たれていましたが、3月に撮影された写真を見ると、黒い尾羽が伸びてきていました。 ⇒ 2 3 すぐ近くで撮影できましたの、大きく写っていますが、普通のモズより一回り小さくかわいかった。 ⇒ 4 5 6 神奈川県平塚市 東豊田〜下島 2013/3/6 新幹線の土手という、餌も取れて安全な場所に逃げ込んでいました。セアカモズかどうか?諸説あります。
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チゴモズ(稚児百舌) tiger shrike (thick-billed shrike)
石川県金沢市普正寺町 健民海浜公園 2009/6/7 スズメ目モズ科。頭が青灰色、背と尾が赤褐色。全長約18.5cm。翼に小白斑はない。絶滅危惧TA 類。 ⇒ 2 メス。トリミングしました。 ⇒ 3 4 5 6 長野県 2011/8/4 ♂ 過眼線が真っ黒で、お腹の全体が白い。 ⇒ 7 8 9 ♀ 脇に褐色の横斑があります。 ⇒ 10 11 12 巣立ちヒナ ⇒ タイのチゴモズ タイ ケーンクラチャン国立公園 2016/4/12 タイでは通過する旅鳥で、とても珍しいそうです。 |
アカモズ(赤鵙・赤百舌) brown shrike
静岡県富士宮市根原 朝霧高原 2005/7/9 スズメ目モズ科。全長約20cm。北海道〜九州に夏鳥として飛来する。絶滅危惧TB 類(L. c. superciliosus)。 ⇒ 2 雌雄ほぼ同色で、識別は難しいそうです。Lanius cristatus superciliosus で、亜種アカモズ。 ⇒ 3 石川県輪島市 舳倉島 2012/5/25 亜種 シマアカモズ Lanius cristatus lucionensis
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モズ(百舌、百舌鳥、鵙、鴃) bull-headed shrike
angola さん 2003/1/12 神奈川県津久井町城山湖畔で撮影 モズ科の鳥。全長約20cm。頭が大きい。頭頂は赤褐色で黒色の過眼線が走る。尾が長く回すようにしてよく振る。昆虫・とかげ・かえるなどを捕食し、獲物を木の枝などに突き刺す習性は「もずの速贄(はやにえ)」として知られる。秋にはキイーキイーと鋭く鳴き、「もずの高鳴き」と呼ばれる。留鳥。 ⇒写真2 2003/8/7 若鳥でしょうか。または換羽中? angola さん撮影 ⇒メス 2004/2/15 葛西臨海公園 muraoka 撮影 ⇒モズの母子 モズの父子 2004/4/17 二羽の巣立ちビナを、親鳥がいつも見守っていました。 さいたま市秋ヶ瀬公園ピクニックの森 muraoka 撮影 |
オオモズ(大鵙・大百舌) great grey shrike
静岡県裾野市須山 2004/12/04 スズメ目モズ科。全長約24.5cm。雌雄同色。北半球の寒帯で広く繁殖しており、日本へは数少ない冬鳥として、北海道と本州中北部に飛来する。 ⇒ 2 広い牧場の杭の上から獲物をねらっています。 オオカラモズとよく似ている。オオカラモズは少し大きく尾が長い。腰は白色(オオカラモズは灰色)で、翼の白斑がオオカラモズより小さい。 ⇒ 3 4 5 島根県出雲市 2012/12/16 若鳥 小鳥を何回か追いかけているのを見ました。 ⇒ 6 同上 翼の白斑は、オオカラモズ(オオカラモズ画像6参照ください)より小さい。腰は白い。 ⇒ 7 8 9 島根県出雲市 2013/1/9 早朝に斐伊川河口の左岸で撮影しました。 ⇒ 10 同日のお昼に斐伊川河口の右岸側で撮影しました。早朝に撮影した個体とは違うように思いましたが、??です。 | |
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タカサゴモズ(高砂百舌・高砂鵙) long-tailed shrike, rufous-backed shrike
佐賀県白石町 有明干拓地 2009/2/15 スズメ目モズ科。全長約25cm。雌雄同色・同大。額と過眼線が黒く、翼に小白斑があり、尾が長い。9亜種あり、亜種によって頭部・腹・背の羽色がかなり違う。 ⇒ 2 車内からフィールドスコープで撮影しました。 ⇒ 3 愛知県愛西市 2011/2/4 ⇒ 4 5 6 7 愛知県愛西市 2011/3/5 初列雨覆、風切が褐色で第1回夏羽と思います。 ⇒ 8 9 台湾台南市官田 2013/6/8 台湾では普通の留鳥で、台湾名は「棕背伯勞」。台湾固有亜種。 ⇒ 10 台湾金門島 2014/8/10 |
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オオカラモズ(大唐鵙・大唐百舌) chinese great grey shrike
山口県山口市阿知須 きらら浜 2012/1/8 スズメ目モズ科。全長約31cm。雌雄同色。中国北部〜中部などで繁殖し、冬は中国南部で越冬する。数少ない冬鳥。 ⇒ 2 3 4 5 6 広い場所を飛び回り、鳥までの距離は遠かったです。 オオモズとよく似ている。オオモズより大きく尾が長い。腰は灰色(オオモズは白色)で、翼の白斑がオオモズより大きい。 ⇒ 7 8 9 山口県山口市阿知須 きらら浜 2012/12/17 ⇒ オオカラモズ。 滋賀県 2020/2/29他 |
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ヒレンジャク(緋連雀) japanese waxwing
さいたま市桜区秋ヶ瀬公園こどもの森 2004/3/13 スズメ目レンジャク科。全長約17.5cm。日本各地に飛来する冬鳥。尾の先と下尾筒が赤色。特にヤドリギの実を好んで食べる。 ⇒ 2 ヤドリギの近くに作られた水場のヒレンジャク ⇒ 3 4 5 宇治市 平等院 2007/01/28 ⇒ 6 7 8 宇治市 平等院 2009/2/28 ⇒ 9 10 奈良市奈良公園 2018/2/18 ⇒ 11 鹿児島県トカラ列島 宝島 2018/4/25 下尾筒は赤色。ヒレンジャクが3羽、キレンジャクが2羽いました。 ⇒ キヅタ(木蔦)の黒い実を採餌 13 14 大津市千町3丁目 2023/3/24 20羽以上の群れでいました。 |
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キレンジャク(黄連雀) bohemian waxwing
大津市南郷の自宅前 2007/2/14 スズメ目レンジャク科。全長約19.5cm。冬鳥として全国的に飛来するが、北部日本や本州中部の山地に多い。 ⇒ 2 実を食べて、そして電線に付いた水を飲んでいました。 ⇒ 3 近所のクロガネモチの赤い実を2日間で食べつくして、どこかへ行ってしまいました。 ⇒ 4 宇治市 平等院 2009/2/28 ヤブランの青い実を食べていましたが、近すぎました(言い訳)。 ⇒ 5 滋賀県湖東 2009/3/1 下から見上げての写真、難しいです(言い訳)。 ⇒ 6 7 奈良市奈良公園 2018/2/18 ⇒ 8 一番上の1羽だけがキレンジャク。翼に白斑が2か所にある。 ⇒ 9 鹿児島県トカラ列島 宝島 2018/4/25 右がキレンジャク。下尾筒は橙褐色。 |
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カワガラス(川烏) brown dipper
栃木県奥日光逆川光徳沼付近 2004/6/5 スズメ目カワガラス科。22cm。北海道〜九州の山地にすむ留鳥。白い瞬膜を水中メガネの代わりにし、水にもぐってカゲロウなどの水生昆虫などを食べる。 茶褐色だが、水にもぐっていると名前の通り黒く見える。 ⇒ 2 (水中メガネの)白い瞬膜 ⇒ 3 4 5 魚を岩に何回も打ちつけてから呑み込みました。 2006/01/02 京都府宇治市天ヶ瀬ダム ⇒ 6 滋賀県米原市 霊仙山うるしが滝 2006/6/10 ⇒ 7 札幌市丸山公園 2008/2/11 ⇒ 8 9 北海道 道北 2014/6/17 ⇒ 10 11 滋賀県大津市 2019/4/11 白いまぶたが目立ちます。 |
ミソサザイ(鷦鷯) wren
へんぼ さん 2002/12 佐賀県 武雄市で撮影 年末に家の中に入ってきたものです。部屋の中に閉じこめて、135mmのレンズで撮ったのですが、135mmでも、遠いですね。最初は、ミソサザイとウグイスのササ泣きが似ているので、ウグイスだと思っておりましたが、後で写真を見て、「みそさざい」だと分かりました。 ミソサザイ科の小形の鳥。日本産の鳥では最小で、全長10.5cm。全身が茶褐色で、丸い体型で尾は短い。雄は美しい声でさえずる。留鳥。 ⇒ 2 3 長野県軽井沢野鳥の森 2005/05/06 muraoka 撮影 ⇒ 4・営巣 5 愛知県設楽町 2007/6/3 ⇒ 6 鳥取県八頭町 八東ふる里の森 2007/7/20 ⇒ 7 長野県 戸隠森林植物園 2009/6/5 ⇒ 8 長野県 戸隠森林植物園 2012/5/30 亜種 モスケミソサザイ 伊豆諸島の固有亜種で絶滅危惧TB類。
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カヤクグリ(茅潜) japanese accenter
山梨県富士山奥庭(四〜五合目の間) 2004/7/18 スズメ目イワヒバリ科の鳥。オスメス同色で約14cm。日本固有種(日本だけでしか見られない鳥)で、夏は北海道、本州、四国の高山で繁殖し、丘陵や暖地に移動して越冬する。 ⇒ 2 ⇒ 3 4 5 大阪府千早赤阪村 金剛山 2008/1/3 落ち葉の下の餌を、探していました。 ⇒ 6 7 岐阜県乗鞍岳 2008/8/30 ⇒ 8 9 岐阜県乗鞍岳 2009/5/23 さえずり二様 |
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ヤマヒバリ(山雲雀) siberian accenter
石川県金沢市 2010/1/23 スズメ目イワヒバリ科の鳥。雌雄同色で約14cm。数少ない冬鳥で、習性はカヤクグリに似ている。 ⇒ 2 3 4 5 黄色い眉班が目立ちました。写真を見ると、後頸の青灰色がきれいです。 ⇒ 6 7 8 石川県輪島市舳倉島 2013/11/1 ⇒ 9 10 石川県輪島市舳倉島 2014/10/31 |
イワヒバリ(岩雲雀) alpine accenter
岐阜県乗鞍岳 2008/8/30 スズメ目イワヒバリ科。雌雄同色で約18cm。高山の夏鳥としてハイマツ帯より上部の岩場で見られる。関西では、伊吹山で観察されている。 ⇒ 2 2008/8/31 シラネニンジン(白根人参)?の花に群がる虫を、ジャンプして捕っていました。 ⇒ 3 ヨツバシオガマ(四葉塩釜)とイワヒバリ。 ⇒ 4 ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)とイワヒバリ。 ⇒ 5 白い花はハクサンイチゲ(白山一華)ですが、うまく写りませんでした。 ⇒ 6 カヤクグリもいて紛らわしかったが、翼に2本の白帯があります。 ⇒ 7 黄色い花は、ミヤマダイコンソウ(深山大根草)だと思います。 ⇒ 8 岐阜県乗鞍岳 2009/5/23 ⇒ 9 10 岐阜県乗鞍岳 2009/7/27 恋の季節のようで、メスがオスを追っかけて行き、尾羽を振ってオスに何回もアピールしていました。 ⇒ 11 伊吹山 2009/11/30 証拠写真、どこに居るか分りにくかったです。 ⇒ 12 13 長野県乗鞍岳 2019/9/19 |