タイの野鳥その5・ドイアンカーン(Doi Ang Khang)とチェンマイ近郊  その4

   2016/1/25 9日目 ドイ・アンカーン(Doi Ang Khang)の王立農業研究所(The Royal Agricultural Station)フラワーガーデン近くの山で、ブラインドに入って撮影。標高が1,300mあり雨も降り気温は5℃以下で、薄い羽毛服では寒くて、震えました。
その後、ミャンマーの国境沿いに南下し、アルノタイ(Arunothai)村を経由、探鳥しながらチェンマイへ。
 アルノタイ村の中心街  露店で焼いているのは紅サツマイモと米の餅、バナナの葉に包んで砂糖をかけて食べました。とても美味しかったです。日本の「かんころ餅」と同じです。
 チェンマイ市内のマーケット  皆さんの服装を見てください。チェンマイも寒かったです。  

2016/1/26 10日目(最終日)、チェンマイ空港の周辺や、チェンマイ大学の農場などで、16時まで探鳥しました。
19時すぎにチェンマイ空港から1時間弱でバンコック空港へ。23時すぎにバンコク空港を出発し、約6時間弱で早朝に関西国際空港に無事帰ってきました。

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コンヒタキの画像 
 
コンヒタキ(紺鶲) white-tailed robin, white-tailed blue robin
  タイ ドイ・アンカーン(Doi Ang Khang) 2016/1/25
 スズメ目ヒタキ科コンヒタキ属。全長約17.5〜19.5cm。ヒマラヤ、東南アジア、中国南部などと台湾に生息する日本では1997年に長崎県男女群島で記録があるが、日本鳥類目録7版では検討中の種とされています。

 ⇒  雨が降ったりやんだりで暗く、ISO3200でTv 1/100以下で撮影しました。
 ⇒※ 参考 台湾のコンヒタキ♀ 
 
オオアオヒタキ  
 
オオアオヒタキ(大青鶲) Large Niltava
  タイ ドイ・アンカーン(Doi Ang Khang) 2016/1/25
 スズメ目ヒタキ科の鳥。全長20〜21.5cm。
 ⇒ ♂。コンヒタキより一回り大きく、より光沢がありました。
 
コチャバラオオルリ  
 
コチャバラオオルリ(小茶腹大瑠璃) Rufous-bellied Niltava
  タイ ドイ・アンカーン(Doi Ang Khang) 2016/1/25
 スズメ目ヒタキ科の鳥。全長18cm。
 ⇒  ♀。側頸に光沢がある青色がある。
 
ミヤマヒメアオヒタキ  
 
ミヤマヒメアオヒタキ(深山姫青鶲) Hill Blue Flycatcher
  タイ ドイ・アンカーン(Doi Ang Khang) 2016/1/25
 スズメ目ヒタキ科の鳥。全長14〜15.5cm。
 ⇒ ♂。
 
コルリ  
 
コルリ(小瑠璃) Siberian Blue Robin
  タイ ドイ・アンカーン(Doi Ang Khang) 2016/1/25
 スズメ目ヒタキ科の鳥。全長13.5〜14.5cm。
 ⇒ 体下面にうすいウロコ模様があり第1回冬羽だと思います。
 
ムナグロアカハラ  
 
ムナグロアカハラ(胸黒赤腹) Black-breasted Thrush
  タイ ドイ・アンカーン(Doi Ang Khang) 2016/1/25
 スズメ目ヒタキ科の鳥。全長23〜23.5cm。
 ⇒ ♂。雨でなければ、もっときれいな色だったと思います。
 ⇒  ♀。
 
ノドフサザイチメドリ  
 
ノドフサザイチメドリ(喉斑鷯知目鳥) Streaked Wren-Babbler
  タイ ドイ・アンカーン(Doi Ang Khang) 2016/1/25
 スズメ目チメドリ科の鳥。全長14〜14.5cm。東南アジアなどに分布する。
 ⇒ 第一印象は、ミソサザイによく似ていました。
 ⇒  タイ メイ・ウォン国立公園(Mae Wong National Park) 2016/4/10
 
チャガシラヤイロチョウ  
 
チャガシラヤイロチョウ(茶頭八色鳥) Rusty-naped Pitta
  タイ ドイ・アンカーン(Doi Ang Khang) 2016/1/25
 スズメ目ヤイロチョウ科の鳥。全長21〜25cm。
 ⇒   大きのでびっくりしました。
 
ツパイ  
 
ツパイ   Treeshrew
  タイ ドイ・アンカーン(Doi Ang Khang) 2016/1/25
 東南アジアに分布し、体長約20cm、尾長約20cm。
 ⇒ 鳥ではありませんが!
 
コウラウン  
 
コウラウン(紅羅雲) Red-whiskered Bulbul
  タイ ドイ・アンカーン、ミャンマーとの国境沿いの道路で 2016/1/25
 スズメ目ヒヨドリ科の鳥。全長18〜20.5cm。中国南部、インドや東南アジアに分布する。美しく声も良いので飼い鳥として人気があり、日本では篭脱けで、神奈川県や兵庫県などで野生化したことがあるそうです。
 ⇒
 
シロズキンヒヨドリ  
 
シロズキンヒヨドリ(白頭巾鵯) White-headed Bulbul
  タイ ドイ・アンカーン、ミャンマーとの国境沿いの道路で 2016/1/25
 スズメ目ヒヨドリ科の鳥。全長20cm。
 ⇒ 下尾筒が橙色です。芋が捨ててあり、そこにキセキレイなども来ていました。
 
マミジロマルハシ  
 
マミジロマルハシ(眉白丸嘴) White-browed Scimitar Babbler
  タイ ドイ・アンカーン、ミャンマーとの国境沿いの道路で 2016/1/25
 スズメ目チメドリ科の鳥。全長22cm。
 ⇒  
 
ヤマザキヒタキ  
 
ヤマザキヒタキ(山崎鶲) Grey Bush Chat
  タイ ドイ・アンカーン、ミャンマーとの国境沿いの平原で 2016/1/25
 スズメ目ヒタキ科の鳥。全長15cm。中国やインドから東南アジアなどに分布する。日本では迷鳥として、南西諸島や日本海の島などで記録されている。
 ⇒ ♂。
 ⇒  ♀。
 
オオコシアカツバメ  
 
オオコシアカツバメ(大腰赤燕) Striated Swallow
  タイ ミャンマーの国境に近いアルノタイ(Arunothai)村 2016/1/25
 スズメ目ツバメ科の鳥。全長20cm。台湾、東南アジアに分布する。日本では与那国島で一度だけ記録がある(日本の野鳥650 平凡社 真木広造より)が、日本鳥類目録第7版には入っていない。
 ⇒  
 
 ドイ・アンカーン、ミャンマーとの国境沿いの道路では、他に
ハチクマ、ビンズイなど。
 
バンケン  
 
バンケン(番鵑) Lesser Coucal
  タイ チェンマイ近郊の野原 2016/1/26
 カッコウ目カッコウ科。全長38cm。雌雄同色。中国南部、台湾、フィリピン、東南アジアに生息する。托卵はしない。日本では迷鳥として、南西諸島や対馬などで観察されている。
 ⇒ 冬羽。
 ⇒ ケーンクラチャン国立公園付近 2016/1/19
 ⇒※ 参考 台湾のバンケン 2014/6/7 他 
 
ベニスズメ
 
ベニスズメ(紅雀) Red Avadavat
  タイ チェンマイ近郊の野原 2016/1/26
 スズメ目カエデチョウ科。全長10cm。北アフリカから中東、インド・中国南部・東南アジアなど、広範囲に分布する。日本では、飼い鳥の野生化したものが、各地で確認されている。
 ⇒ ♀。 
 ⇒※ 参考 大阪のベニスズメ
 
オガワコマドリ
 
オガワコマドリ(小川駒鳥) Bluethroat
  タイ チェンマイ近郊の野原 2016/1/26
 スズメ目ヒタキ科ノゴマ属の鳥。全長15cm。日本には、数少ない冬鳥として渡来する。
 ⇒  
 ⇒※ 参考 日本のオガワコマドリ 
 
ノゴマ
 
ノゴマ(野駒) Siberian Rubythroat
  タイ チェンマイ近郊の野原 2016/1/26
 スズメ目ヒタキ科ノゴマ属。全長約15.5cm。日本では、主に北海道に夏鳥として渡来し、渡りの時期には各地で見られる。
 ⇒  
 ⇒※ 参考 日本のノゴマ 
 
 2016/1/26(タイでの最終日) チェンマイ近郊の野原では、他に
クロノビタキ、ノビタキ、ホオジロハクセキレイ、アカモズ、アカガシラサギ、ホオジロムクドリなど。
 
カノコバトの写真
 
カノコバト(鹿子鳩) Spotted Dove
  タイ チェンマイ大学の農場周辺 2016/1/26
 ハト目ハト科。全長約30〜31cm。雌雄同色。インド、中国南部、東南アジアなどに生息している。2008年に西表島で観察され、日本鳥類目録7版では検討中の種とされています。
 ⇒ 
 ⇒※ 参考 台湾のカノコバト 
 ⇒※ 参考 ランカウイのカノコバト
 
チャバネサシバ
 
チャバネサシバ(茶羽刺羽) Rufous-winged Buzzard
  タイ チェンマイ大学の農場周辺 2016/1/26
 タカ目タカ科。全長約38〜43cm。
 
アオショウビンの写真
 
アオショウビン(青翡翠) White-throated Kingfisher
  タイ チェンマイ大学の農場周辺 2016/1/26
 ポウソウ目カワセミ科の鳥。全長は約28cmで雌雄同色。インド・東南アジア・中国南部・フィリピンなどに、広く分布する。日本では迷鳥として石垣島・西表島・与那国島で記録されている。
 ⇒  小雨が降っていて、目が出ませんでした。
 ⇒ ケーンクラチャン国立公園付近 2016/4/12
 ⇒※ 参考 台湾 金門島のアオショウビン 
 ⇒※ 参考 ランカウイのアオショウビン 
 
インドブッポウソウ
 
インドブッポウソウ(印度仏法僧) Indian Roller
  タイ チェンマイ大学の農場周辺 2016/1/26
 ブッポウソウ目ブッポウソウ科。全長約31.5〜34.5cm。
 ⇒ 
 
アカモズ  
 
アカモズ(赤百舌) Brown Shrike   
  タイ チェンマイ大学の農場周辺 2016/1/26
 スズメ目モズ科。全長約19〜20cm。ロシア・日本・中国などで繁殖し、インド・東南アジアなどで越冬する。
 ⇒ 
 ⇒ チェンマイ近郊の野原 2016/1/26
 ⇒※ 参考 ランカウイのアカモズ
 
ヒメマミジロタヒバリ
 
ヒメマミジロタヒバリ(姫眉白田雲雀) Paddyfield Pipit
  タイ チェンマイ大学の農場周辺 2016/1/26
 スズメ目セキレイ科。全長約15〜16cm。
 ⇒ 足が長い! ヒメの名前の通りで全長で比較すると、マミジロタヒバリ>コマミジロタヒバリ>ヒメマミジロタヒバリとなる。
 ⇒  タイ ペッチャブリー県 2016/4/11
 
 チェンマイ大学の農場周辺では、他に
インドトサカゲリ、インドハッカ、アジアマミハウチワドリ、オウチュウ、バン、オオヨシキリ、クビワムクドリ、シマキンパラ、など。
 

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