タイの野鳥その4・ナムナオ(Nam Nao)国立公園など   その3≪  ≫その5

     2016/1/21 午前中ボラペット湖での探鳥を終え、15時にはナムナオ国立公園に到着。 
2016/1/22 6日目 ナムナオ国立公園(Nam Nao National Park)。

ナムナオ国立公園があるペッチャブーン県は、高原地帯で「タイのスイス」と呼ばれているそうです。
ナムナオ国立公園の事務所
食堂と土産物店  公園内で食事できるのはここだけです。
宿泊したロッジ 重い荷物を人力で運びました。シャワーがガスだったのですが、一度止めると火がつかなかった!
公園  テントでキャンプする人も多く、週末は林間学校の生徒などのテントでうまりました。
象の警告写真 公園の境界には、象よけの電気柵が設置されていました。

   2016/1/23 7日目 プーヒン・ロンクラー国立公園(Phu Hin Rong Kla National Park)に行きました。過去に共産ゲリラの本拠だった場所だそうですが、確かにすごい坂道を登りました。その後、再びナムナオ国立公園へもどりました。 
クロノビタキがいたプーヒン・ロンクラー国立公園近くのイチゴ畑

2016/1/24 8日目 ナムナオ国立公園を下山した田園で、オオコシアカツバメを見ました。他には、ツバメ、ベニバト、セアカスズメなどを見ました。

その後、タン・サーレンルアン国立公園(Thung Salaeng Luang National Park)で探鳥しました。アオハライソヒヨドリ・ハイガシラヒタキ・クロカッコウハヤブサを見ました。

後はチェンマイまで400km、ただひたすら北へと走りました。が、途中でガイドさんが睡魔でダウン。道路沿いのモーテルで宿泊。

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セキショクヤケイ  
 
セキショクヤケイ(赤色野鶏) Red Junglefowl 
  タイ ナムナオ国立公園 2016/1/21
 キジ目キジ科。全長♂約65〜78cm、♀41〜46cm。中国南部から東南アジアに生息する。
   4♀   ニワトリの祖先だそうです。高い木の上から降りてきました。♂1羽が、♀を多数従えていました。
  ケーンクラチャン国立公園 2016/4/12
 
インドシナアマツバメ  
 
インドシナアマツバメ(インドシナ雨燕) Cook's Swift 
  タイ ナムナオ国立公園 2016/1/22
 アマツバメ目アマツバメ科。
 
オオスズメフクロウ  
 
オオスズメフクロウ(大雀梟) Asian Barred Owlet 
  タイ ナムナオ国立公園 2016/1/22
 フクロウ目フクロウ科。全長約20.5〜23cm。
 2016/1/23 小さなフクロウが高い木の上にいましたので、一層小さく見えました。 
 
ムネアカゴシキドリ  
 
ムネアカゴシキドリ(胸赤五色鳥) Coppersmith Barbet 
  タイ ナムナオ国立公園 2016/1/21
 キツツキ目オオゴシキドリ科。全長約17cm。

 
キタタキの写真  
 
キタタキ(木啄) White-bellied Woodpecker 
  タイ ナムナオ国立公園 2016/1/22
 キツツキ目キツツキ科。全長約46〜47cm。ミャンマー、中国南西部、ベトナム、マレー半島、ボルネオ、フィリピンなどと、朝鮮に分布する。
   
 撮影は悪戦苦闘
⇒※ 参考 ボルネオ島のキタタキへ。 
 
ヤマゲラの写真
 
ヤマゲラ(山啄木鳥) Grey-headed Woodpecker
  タイ ナムナオ国立公園 2016/1/21
  キツツキ目キツツキ科。全長約30.5〜34.5cm。ユーラシア大陸の中部や中国、東南アジアなど広範囲に生息している。
 ⇒
 ⇒ 3♀  キャンプ場の洗面所の鏡。私のテリトリーに侵入するな!
 ⇒※ 参考 北海道のヤマゲラ  (亜種 jessoensis)
 
ハイガシラコゲラ
 
ハイガシラコゲラ(灰頭小啄木鳥) Grey-capped Pygmy Woodpecker
  タイ ナムナオ国立公園 2016/1/22
  キツツキ目キツツキ科。全長約14cm。
 ⇒  
 
ズアカキヌバネドリ
 
ズアカキヌバネドリ(頭赤絹羽鳥) Red-headed Trogon
  タイ ナムナオ国立公園 2016/1/22
  キヌバネドリ目キヌバネドリ科。全長約31〜35.5cm。
 ⇒  とても美しく大きな鳥でしたので、思わず息をのみました。
 
ヒイロサンショウクイ  
 
ヒイロサンショウクイ(緋色山椒食) Black-winged Cuckooshrike   
  タイ ナムナオ国立公園 2016/1/22
 スズメ目サンショウクイ科。全長約17〜21.5cm。
 ⇒ ♂。
 ⇒  ♀。
 ⇒※ 参考 ベニサンショウクイと比較 ボルネオの亜種は良く似ています。
 
アサクラサンショウクイ  
 
アサクラサンショウクイ(朝倉山椒食) Scarlet Minivet   
  タイ ナムナオ国立公園 2016/1/22
 スズメ目サンショウクイ科。全長約23.5cm。迷鳥として舳倉島や南西諸島などで記録されている。中国、東南アジアなどに生息する。
 ⇒   毛虫を食べていました。
 
ズグロコウライウグイス  
 
ズグロコウライウグイス(頭黒高麗鶯) Black-hooded Oriole   
  タイ ナムナオ国立公園 2016/1/22
 スズメ目コウライウグイス科。全長約24.5〜27.5cm。
 ⇒ 
 
カザリオウチュウ  
 
カザリオウチュウ(飾烏秋) Greater Racket-tailed Drongo   
  タイ ナムナオ国立公園 2016/1/22
 スズメ目オウチュウ科。全長約30〜37cm+racket 30cm。インド北部、中国南部からインドシナ半島などに広く分布する。
 ⇒
 ⇒  タイ プトエイ国立公園 2016/4/9 
 ⇒※ 参考 ボルネオのカザリオウチュウ 亜種が違うようです。
 ⇒※ 参考 ランカウイのカザリオウチュウ
 
カザリバネオウチュウ  
 
サンジャク(山鵲) Red-billed Blue Magpie   
  タイ ナムナオ国立公園 2016/1/22
 スズメ目カラス科。全長約67cm。中国沿岸、ヒマラヤから東南アジアなどに生息する。
 ⇒  
 ⇒  2016/1/21 夕方で色が出ていません。 
 
カケスの写真
 
カケス(懸巣) Eurasian Jay (亜種 leucotis)
  タイ ナムナオ国立公園 2016/1/22
  スズメ目カラス科。全長約31〜34cm。ユーラシア大陸の中部から南部と広範囲に生息している。
 ⇒  目の周りが白いので、愛嬌がある顔です。
 ⇒※ 参考 日本のカケス  (亜種 japonicus)
 
ヒメイソヒヨの写真  
 
ヒメイソヒヨ(姫磯鵯) White-throated Rock Thrush
  タイ ナムナオ国立公園 2016/1/22
 スズメ目ヒタキ科の鳥。全長18.5cm。シベリア南部などで繁殖し、タイなどで越冬する。日本には、迷鳥として稀に渡来。
 ⇒ メス。
 ⇒日本で記録された♂
 

ハイナンヒメアオヒタキ  
 
ハイナンヒメアオヒタキ(海南姫青鶲) Hainan Blue Flycatcher
  タイ ナムナオ国立公園 2016/1/23
 スズメ目ヒタキ科の鳥。全長13.5〜14cm。
 ⇒ ♂。
 
コシジロヒヨドリ  
 
コシジロヒヨドリ(腰白鵯) Sooty-headed Bulbul
  タイ ナムナオ国立公園 2016/1/21
 スズメ目ヒヨドリ科の鳥。全長19〜21cm。
 ⇒ 
 ⇒  タイ プトエイ国立公園(Phu Toei National Park) 2016/4/9
 
 ナムナオ国立公園では、他に
ロクショウヒタキハクオウチョウアオミミゴシキドリ、オオモズサンショウクイ、ヒメオウチュウアカハラシキチョウオジロビタキ、ミヤマヒメアオヒタキなど。
 
クロノビタキ  
 
クロノビタキ(黒野鶲) Pied Bush Chat
  タイ プーヒン・ロンクラー(Phu Hin Rong Kla)国立公園付近 2016/1/23
 スズメ目ヒタキ科の鳥。全長14cm。インドや東南アジアに分布する。日本では、南西諸島や粟島で記録されている。
 ⇒  ♂。 高原のイチゴ畑に、ノビタキなどと居ました。
 ⇒  タイ チェンマイ近郊 2016/1/26 ♂。雨覆の白い部分は隠れて見えないことも多かった。
 ⇒    タイ チェンマイ近郊 2016/1/26 ♀。腰と上尾筒は橙褐色。
 
クロシロノビタキ  
 
クロシロノビタキ(黒白野鶲) Jerdon's Bush Chat
  タイ プーヒン・ロンクラー国立公園付近 2016/1/23
 スズメ目ヒタキ科の鳥。全長15cm。
 ⇒ ♂。
 
カオジロヒヨドリ  
 
カオジロヒヨドリ(顔白鵯) Flavescent Bulbul
  タイ プーヒン・ロンクラー国立公園 2016/1/23
 スズメ目ヒヨドリ科の鳥。全長21.5〜22cm。
 
 2016/1/23 プーヒン・ロンクラー(Phu Hin Rong Kla)国立公園では、他に
ハイイロオウチュウキマユムシクイ、ツバメ、亜種アカハラツバメ、ハクセキレイなど。
 
ベニバトの写真  
 
ベニバト(紅鳩) Red Turtle Dove
  タイ ペッチャブーン県 2016/1/24
  ハト目ハト科。全長22.5cm。中国の中部などで繁殖し、インド・東南アジアや台湾などに分布する。日本には、数少ない旅鳥または冬鳥として渡来し、南西諸島での記録が多い。
 ⇒  ♂と♀。熱々でした。
 ⇒ タイ ペッチャブリー県 2016/4/11 良く見かけました。
 ⇒※ 参考 日本や台湾のベニバト
 
イソヒヨドリ  
 
イソヒヨドリ(磯鵯) Blue Rock Thrush
  タイ タン・サーレンルアン(Thung Salaeng Luang)国立公園 2016/1/24
 スズメ目ヒタキ科の鳥。全長21〜23cm。
 ⇒ 上面に白斑があるのでオスの若鳥。亜種アオハライソヒヨドリ(solitarius pandoo)のようです。
 ⇒※ 参考 日本のイソヒヨドリ
 
ハイガシラヒタキ  
 
ハイガシラヒタキ(灰頭鶲) Grey-headed Canary-flycatcher
  タイ タン・サーレンルアン(Thung Salaeng Luang)国立公園 2016/1/24
 スズメ目センニョヒタキ科の鳥。全長12cm。
 ⇒ 
 

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