アマツバメ目 <-- アマツバメ科 -->
|
ヒメアマツバメ(姫雨燕) house swift
和歌山県那智勝浦町 2012/6/29 アマツバメ目アマツバメ科の鳥。全長約13cm、翼開長28cm。本州中部以南の太平洋側に留鳥として生息。 ⇒ 2 腰と喉が白く、尾は浅い凹尾。 ⇒ 3 4 橋の下で集団営巣していました。この巣は、イワツバメの巣を利用し、羽毛などの巣材を付け足して大きくしています。 |
アマツバメ(雨燕) white-rumped swift
知床国立公園 斜里(しゃり)町ウトロ灯台 2003/8/29 アマツバメ目アマツバメ科の鳥。全長約20cm、翼開長43cm。全国各地の断崖のある海岸や高山で営巣する夏鳥。 繁殖のため巣にいる以外は飛び続け、交尾も空中でするという。ツバメより翼が長い。 ⇒ 2 石川県輪島沖 七ツ島灯台 2008/5/3 一緒に写っているのはウミネコで、右下の端にはヒナも写っています。 ⇒ 3 北海道豊富町 兜沼 2008/6/15 腰と喉が白い。雨が降る前になると低空を飛ぶことから、アマツバメと呼ばれているそうです。この日は午後から小雨が降ったり止んだりの天候で、たくさんのアマツバメが湖面を飛んでいました。天候の良い2日後にも行きましたが、上空を数羽が飛ぶ程度でした。 ⇒ 4 5 北海道天売島 2014/6/18 ⇒ 6 長野県白樺峠 2018/9/22 | |
|
ハリオアマツバメ(針尾雨燕) white-throated needle-tailed swift
長野県白樺峠 2008/10/12 アマツバメ目アマツバメ科の鳥。全長約21cm、翼開長50cm。本州では低山帯から高山帯に、北海道では平地から山地に渡来する夏鳥。尾が角尾で、尾の羽軸の先端が針のように出ている。 鳥の中で最速といわれています! ⇒ 2 3 岐阜県ひるがの高原 2009/6/14 喉と下腹部が白い。普通のツバメ(全長17〜18cm)よりは、ひと回り大きい。 ⇒ 4 下を向いて飛んでいるのですが、首を回して目が上を向いています。尾に針があります! ⇒ 5 背中です。 ⇒ 6 飛んだまま水を飲みます。写真はいつかまた再挑戦が必要です。雰囲気だけを。 ⇒ 7 8 9 岐阜県ひるがの高原 2009/6/26 ⇒ 10 長野県白樺峠 2011/9/26 ⇒ 11 長野県白樺峠 2015/9/20 ⇒ 12 滋賀県大津市岩間山 2016/9/27 |
|
ヤツガシラ(戴勝) hoopoe, eurasian hoopoe
兵庫県尼崎市 猪名川公園 2006/11/23 サイチョウ目ヤツガシラ科。全長約26cm。ヨーロッパ・アフリカ・南アジア・東南アジア・中国などに広く分布する。日本には、春と秋の渡りの時期に数少ない旅鳥として飛来する。 ⇒ 2 3 伸びをするヤツガシラ。落ち葉の下を採餌していました。 ⇒ 4 5 石川県輪島市舳倉島 2011/4/24 ⇒ 6 7 8 9 山口県萩市見島宇津 砂見田海岸 2011/4/29 ⇒ 10 石川県舳倉島 2014/5/6 ⇒ 11 12 13 台湾金門島 2014/8/9 とくに金門農業試験所には10羽以上の群れが幾つもいて、50羽以上は居ました。 ⇒ 14 15 驚いたり警戒すると冠羽を立てますが、砂浴びの時はくつろいで冠羽もきれいにしているようでした。 ⇒ 16 17 台湾名は「戴勝」で、台湾本土では渡り鳥ですが、金門島では留鳥で1〜2回繁殖します。 ⇒ ※ タイのヤツガシラ 2016/4/11 ⇒ 18 19 鹿児島県トカラ列島 平島 2017/4/24 |
カワセミ(翡翠) common kingfisher
東京都杉並区善福寺公園 2003/2/15 ブッポウソウ目カワセミ科の鳥。全長約17cmで背面が美しい空色。 かわせみの漢字名=翡翠(ひすい)の通り輝いていました。 ⇒かわせみ 2002/3/21 ⇒かわせみ 2003/1/13 背に冬の日差し ⇒かわせみ 2003/3/01 カルガモと ⇒かわせみ 2003/3/15 ⇒かわせみ 2003/3/29 ⇒かわせみ 2003/4/19 ⇒かわせみ 2003/8/03 ⇒カワセミ1 東京都大田区東京港野鳥公園 2003/8/2 ⇒カワセミ2 東京港野鳥公園 2003/8/2 いったい何を獲ってきたの?! ⇒カワセミ3 東京港野鳥公園 2003/8/2 ⇒メス 埼玉県北本自然観察公園 2004/3/06 クチバシが赤い ⇒ハスとカワセミ その2 その3 横浜市港北区 菊名池 2005/8/13 ⇒かわせみ 横浜市金沢区 横浜自然観察の森 2005/11/27 ⇒ 17 新潟県阿賀野市水原 瓢湖 2012/8/19 ⇒ 18 鹿児島県トカラ列島 平島 2017/4/23 ⇒ 19 大津市赤尾町 2021/1/19 いつも散歩している小さなため池に。 | |
|
ナンヨウショウビン(南洋翡翠) collared kingfisher
北マリアナ諸島 ロタ島 2014/2/27 他 カワセミ科の鳥。全長は約23cmで雌雄同色。東南アジア・ミクロネシア・ニューギニア・オーストラリア北西部などに、広く分布する。非常に亜種が多く、日本では迷鳥として南西諸島で記録されているが、フィリピンの亜種とされている。 ⇒ 2 3 ロタ島の亜種は、頭がごま塩模様です。 ⇒ランカウイのナンヨウショウビン 2017/1/25他 |
|
ヤマショウビン(山翡翠) black-capped kingfisher
石垣島BIRD観察の中本純市さんが、石垣島で撮影 2008/10/7 カワセミ科の鳥。全長は約28cmで雌雄同色。中国東部や朝鮮半島で繁殖し、東南アジアで越冬する。日本ではまれに見られる旅鳥で、長崎県対馬や南西諸島では定期的に見られている。カエルやカニを捕食する。翼には白斑があり、飛翔すると見える。 ⇒ 2 中本純市さんが撮影 2008/10/7 石垣島の鳥見旅行で、10/4車で走行中にお母さんが電線にいる「ヤマショウビン」を発見し、7〜8mの至近距離で見ることが出来ましたが、撮影は出来ませんでした。10/5は石垣島のバーダーの方々と一緒に探しました。中本さんが10/7・10/8に撮影され、写真を提供して頂きました。ブログ 石垣島BIRD観察 の2008/10/7・10/8には、飛翔写真も掲載されています。 ⇒※ タイのヤマショウビン |
|
アカショウビン(赤翡翠) ruddy kingfisher
新潟県松之山 2005/06/19 ブッポウソウ目カワセミ科。全長約27.5cm。全国に飛来する夏鳥だが、数は少ない。広葉樹にすみ、小魚・サワガニ・カエル・オタマジャクシ・トカゲなどを捕食する。 ⇒ 2 枯れ木のキツツキの様な穴に、営巣の準備をしていました。(残念ながら、この場所では営巣しなかったそうです。) ⇒ 3 ブナの実が沢山なっていました。 ⇒ 4 5 お母さんが撮影 ⇒ 6 7 8 沖縄県宮古島 大野山林 2007/5/18 ⇒ 9 10 11 12 長野県戸隠森林植物園 2009/6/5 早朝鳴き交わしている声が聞こえましたが、この場所にはここ数日は1日に1回から2回出ており、営巣場所を選定しているようでした。(50D,500mm+1.4 F5.4 ISO1600 SS1/50〜1/15) ⇒ 13 14 12 15 長野県戸隠森林植物園 2009/6/27 1羽だけで巣穴を掘っていますので、オスということになっています。 ⇒ 16 17 18 19 長野県戸隠森林植物園 2010/5/22 広範囲にキツツキの古巣などを見てまわり、営巣場所を探しているようでした。結局、この写真を撮った場所では、営巣しなかったそうです。 ⇒ 20 21 22 長野県戸隠森林植物園 2011/6/7 ♂♀交代で巣穴を掘っていました。 ⇒ 23 沖縄県宮古島市 大野山林 2011/7/19 ⇒ 24 鳥取県 八東ふる里の森 2012/6/5 ⇒ 25 26 鳥取県 八東ふる里の森 2012/7/19 ⇒ 27 28 29 沖縄県西表島 2015/6/29 オカヤドカリを石や鋼管に打ちつけ、殻を砕いて食べていました。 |
|
アオショウビン(青翡翠) white-throated kingfisher
台湾 金門島 2014/8/9 他 カワセミ科の鳥。全長は約28cmで雌雄同色。インド・東南アジア・中国南部・フィリピンなどに、広く分布する。日本では迷鳥として石垣島・西表島・与那国島で記録されている。 ⇒ 2 台湾名は蒼翡翠・白胸翡翠で、金門島では留鳥。なお、金門島には、冬鳥としてヤマショウビンも飛来する。 ⇒ 3 4 5 6 ⇒※ 参考 タイのアオショウビン ⇒※ 参考 ランカウイのアオショウビン |
|
ヤマセミ(山翡翠・山魚狗) greater pied kingfisher, crested kingfisher
angola さん 2003/5/27 神奈川県清川村宮ヶ瀬湖 石小屋ダム近辺で撮影 カワセミ科の鳥。全長は約38cmの日本産最大のカワセミ。全国各地で繁殖する留鳥。イワナやヤマメなどの川魚を捕食しする。土の崖に横穴を掘って営巣。かのこしょうびん。 ⇒写真2 angola さん 2003/3 石小屋ダム近辺で撮影 通い詰めてやっとGETしました。魚を捕らえて出てきたときには本当に感激でした。条件が非常に悪かったため出来があまり良くありません。 ⇒ 3 4 5 オス アゴと胸に橙褐色の斑が混じる 長野県 2005/12/24 muraoka ⇒ 6 メス ⇒ 7 8 9 京都府宇治市天ヶ瀬ダム 2006/01/02 muraoka ⇒ 10 angola さん撮影 ⇒ 11 12 滋賀県高島市朽木 2008/4/13 2羽で追っかけ合いの求愛行動をしていました。 ⇒ 13 14 15 京都府宇治市 2009/8/20 巣立って約2週間位の幼鳥でそろそろ親離れの時期だそうですが、まだエサを獲ることが出来ないので、皆さんが心配されていました。(早朝だったので、モノトーンです。遠かったのでトリミング大。) ⇒ 16 17 山口県岩国市 錦川 2010/元旦 偶然の出会いもうれしいものです。 ⇒ 営巣中のヤマセミ 滋賀県 2019/6/4 ⇒ 18 19 20 21 ヤマセミの親子 奈良県 2019/6/14 6月上旬に巣立ち。親鳥♀は事故でなくなったそうで、親鳥♂が1羽で子育て。この日幼鳥4羽のうち、1羽は自分で魚を獲っており親離れしていました。幼鳥3羽が一緒に行動していて、親から鮎やオイカワをもらっていました。 |
ブッポウソウ目 <-- ハチクイ科 -->
|
ハリオハチクイ(針尾蜂食) Blue-tailed Bee-eater
タイ ペッチャブリー(Phechaburi)の田園地帯 2016/1/17 ブッポウソウ目ハチクイ科。全長約24cm。東南アジア・中国南東部などに分布する。日本では、2015/4/26 沖縄県那覇市で初記録 [1] された。 ⇒ 2 ⇒ ※ 台湾のハリオハチクイ |
ブッポウソウ目 <-- ブッポウソウ科 -->
|
ブッポウソウ(仏法僧) oriental dollarbird, eastern broad-billed roller
長野県下水内郡栄村豊栄平滝 2004/07/10 ブッポウソウ目ブッポウソウ科。全長約29.5cm。シベリアから中国、インド南東部から東南アジア、オーストラリア東部などに分布する。 日本には、本州〜九州に飛来する夏鳥。杉などの針葉樹の大木のある所を好み、枯れ木や電線から飛び立って空中で大型昆虫をとる。絶滅危惧TB 類。 ⇒ 2 雷が鳴り激しい雨の中、高圧線の上で水浴びをしているようでした。 ⇒ 3 東京都あきる野市 2005/07/24 杉の大木に巣穴がありました。ヒヨが親鳥の運んでくるエサをねらって、何回かヒナにエサをやるのを邪魔していました。 ⇒ 4 東京都あきる野市 2005/07/24 ヒナの巣立ちも近いのでしょう。この時は、大きなアブラゼミがエサです。 ⇒ 5 東京都あきる野市 2005/07/24 お気に入りの場所のようで、毛づくろいをしたり、アクビをしたり・・・。 ⇒ 6 7 8 長野県南信 2009/7/10 降ったり止んだりの天候でした。 ⇒ 9 マレーシア ボルネオ島スカウ・キナバタンガン川 2015/1/28 越冬地。 ⇒ 10 タイ ケーンクラチャン国立公園 2016/4/12 ⇒ 11 12 13 滋賀県高島市朽木 2016/7/10 ⇒※ 参考 ランカウイのブッポウソウ ⇒ 15 16 滋賀県 2019/5/16 求愛ディスプレイで鳴きながらローリング飛行していました。 |
脚注
1. 2015/5/11 沖縄タイムス, 2015/5/14 琉球新報。 |