野生化した飼鳥(外来種や家禽)

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ワカケホンセイインコ 
 
(ワカケ)ホンセイインコ(輪掛本青インコ) rose-necked parakeet, ring-necked parakeet
    東京都杉並区 善福寺川緑地 2002/3/16
 インコ目インコ科 オスの成鳥には首に輪があり、首の輪インコとも呼ばれる。

 ⇒  東京都杉並区 善福寺川緑地 2003/3/29 首に輪がないのでメスか若鳥。
 インド原産のインコだが野生化し、とくに目黒区や世田谷区で大繁殖しています。桜の蜜を吸っていました。
 
カナダガンの写真 カナダガン(カナダ雁) canada goose
  山梨県山中湖 2004/1/1
 カモ目カモ科。全長オス約64cm。北米大陸北部で広く繁殖している。
(日本にはまれな冬鳥として局地的に飛来するシジュウカラガンは、胸から腹が灰褐色で首の黒色部との境に白色の輪がある。)

カナダガンの一亜種、オオカナダガンである可能性が高い。河口湖、富士宮市富士桜自然墓地公園などで、野生で繁殖している。在来亜種のシジュウカラガンと交雑するおそれがあり、要注意外来生物とされていた。
2014/5に特定外来生物に指定され、捕獲を展開。2015/12/8 環境省は国内野生個体の根絶を宣言しました。
 ⇒ 
 ⇒ カナダ・バンクーバーのカナダガン 2015/3/25 他
 
コクチョウの写真
 
コクチョウ(黒鳥) black swan
    茨城県水戸市千波湖公園 2003/12/10
 カモ目カモ科。全長142cm。オーストラリア原産。

 千波湖では黒鳥が繁殖しており、霞ヶ浦まで飛来しているようです。
 
  アメリカオシの写真 
 
アメリカオシ(ドリ) wood duck
    滋賀県守山市 2007/4/1  
 カモ目カモ科。北アメリカと南カナダに生息する。オシドリと同様に木の洞に巣を作る。全長約45cm。

 ⇒  2006年2月頃からいて、時々見られたそうです。左足に黒い足環をつけており、篭脱けです。
 ⇒ カナダのアメリカオシ 2015/3/30
  
ホオジロカンムリヅル
 
ホオジロカンムリヅル(頬白冠鶴) grey crowned cran
    滋賀県東近江市 2008/11/22
 ツル目ツル科。全長約105cm。東〜南部アフリカの水辺近くのサバンナ、農耕地にすみ、夜間は樹上で休む。頬は白いが、繁殖期になると赤く染まる。食性は雑食。
 ⇒    かご抜けだと思われます。お寺の本堂の屋根をねぐらにしているそうです。 
 ⇒※ 参考 ケニアのホオジロカンムリヅル
 
オウゴンチョウの写真
 
オウゴンチョウ(黄金鳥)yellow-crowned bishop, napoleon weaver, golden bishop, yellow weaber
     大阪府 2011/8/26
 スズメ目ハタオリドリ科。全長10〜12cm。観賞用に輸入された飼い鳥が、野生化したものと考えられる。中部アフリカなどで、湿地の草原に生息している。
 ⇒   尾が短く、眉班がはっきりしていました。メスか幼鳥だと思います。ネットで調べると、♂は5,000円で販売されていました。
 
コウヨウジャク
 
コウヨウジャク(紅葉雀) Streaked Weaver
 マレーシア ランカウイ島の田園 2017/1/26
 スズメ目ハタオリドリ科。全長約13.5cm。インド、パキスタン、タイ、インドシナ半島などに分布する。日本では、篭脱けが時々観察されている。
 ⇒  3♂♀  機織り鳥です!
 
ガビチョウの写真
 
ガビチョウ(画眉鳥) chinese hwamei
    angola さん 2003/4/15 神奈川県津久井町城山で撮影
 スズメ目メチドリ科。全長24cm。中国南部、東南アジアに分布している。東京周辺、福岡周辺などで野生化し、いまでは東北まで繁殖している。「特定外来生物」に指定され、飼育は禁止されている。
 珍鳥??眼鏡をかけた!!ツグミくらいの大きさの鳥。
 
ソウシチョウの写真
 
ソウシチョウ(相思鳥) red-billed leiothrix ,pekin robin ,pekin nightingale
    京都府宇治市 2011/2/14
 スズメ目メチドリ科。全長15cm。インド北部、中国南部、ベトナム北部などに分布している。九州〜関東などで野生化している。関西では六甲山系が有名で、華僑の結婚式で相思・相愛になるよう放鳥したものが繁殖したと言われているが?。「特定外来生物」に指定されており、鑑賞目的の飼育は禁止されている。
    
 
キンパラ  
 
キンパラ(金腹) Chestnut Munia 
 タイ サムットプラカーン県 Bang Pu Mai 2016/4/9
 スズメ目カエデチョウ科。全長約11〜11.5cm。中国南部、インド南部、東南アジアに生息する。日本では、外来種として確認されている。
 ⇒ オス。
 
コシジロキンパラの写真
 
コシジロキンパラ(腰白金腹) white-rumped munia
   台湾 台南市官田 2014/6/8 
 スズメ目カエデチョウ科。全長10〜11cm。インドから東南アジア、中国、台湾に分布。雌雄同色。沖縄本島に、少数が生息している。
 ⇒ 台湾名は「白腰文鳥」。
 
シマキンパラの写真
 
シマキンパラ(島金腹)・アミハラ(網腹)
  scaly-breasted munia, nutmeg mannikin, ricebird, spotted munia, spice finch
など

     宮古島市下地 2007/5/19
 スズメ目カエデチョウ科。全長11.0cm。インドから東南アジアに分布しており、沖縄などでも繁殖している。胸と脇に黒または赤褐色のうろこ状の斑がある。雌雄同色。
 ⇒ 宮古島でも、数を増やしているそうです。(お母さんが撮影)
 ⇒ 沖縄県豊見城市 2008/1/26 今回も目の良いお母さんが見つけて撮影。
 ⇒ 台湾 台南市官田 2014/6/8 台湾名は「斑文鳥」。
 
ヘキチョウ
 
ヘキチョウ(碧鳥) White-headed Munia
 マレーシア ランカウイ島の田園 2017/1/24
 スズメ目カエデチョウ科。全長約11.5cm。タイ、マレー半島などに分布する。日本では、篭脱けが時々観察されている。
 
ベニスズメの写真
 
ベニスズメ(紅雀) red avadavat
     大阪府高槻市鵜殿 淀川河川敷 2011/3/3
 スズメ目カエデチョウ科。全長9.5cm。野生化したものが、河川敷のアシ原などに生息する。
 ⇒この個体は、メスです。
 ⇒※ 参考 タイのベニスズメ
 
インドハッカの写真
 
インドハッカ(印度八哥) common myna, indian myna
  台湾台北市 2014/8/8
 スズメ目ムクドリ科。全長約23〜25cm。アフガニスタン・インド・ミャンマー・インドシナなどに留鳥として分布する。日本では、与那国島や石垣島で確認されている。別名 カバイロハッカ(樺色八哥)

 ⇒ 台湾にも移入され増加している。
 ⇒※ 参考 ランカウイのインドハッカ
 
ジャワハッカの写真
 
ジャワハッカ(ジャワ八哥) javan myna, white-vented myna
  シンガポール 2013/11/12
 スズメ目ムクドリ科。全長約23〜25cm。本来はジャワ島に生息する留鳥。

 与那国島などで、まれに見られる。
 ⇒ マレーシア・タンピン 2013/11/11 @嘴は橙黄色。A虹彩は淡黄色。B下尾筒は白い。スマトラ・シンガポールに持ち込まれ、野生化している。
 ⇒ 台湾台中 和平区 2014/3/24 台湾にも移入され増加し、普通によく見られる。
 ⇒ 台湾台北市 2014/8/8
 
 
 
コジュケイ(小綬鶏) banboo partridge

ガチョウ(鵞鳥) greyleg goose

シナガチョウ(支那鵞鳥) chinese goos

アイガモ(合鴨・間鴨) crossbreed between the mallard and the domestic duck

アヒル(家鴨) オス drake,メス duck

コブハクチョウ(瘤白鳥) mute swan

バリケン muscovy duck

ドバト(カワラバト) rock pigeon

ハリスホーク(モモアカノスリ) harris's hark

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